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2017-13301-0901
2017 青山学院大学 経済学部A,B方式
2月19日実施
易□ 並□ 難□
【1】(1) 方程式 4⁢ x-3⁢y= 65 を満たす自然数の組 ( x,y) は 1 組あり,そのうち x の値が 2 番目に小さい組は ( 2 , 3 4 ) , 3 番目に小さい組は ( 5 , 6 7 ) である.
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【1】(2) S=1+4 ⁢x+7⁢ x2+ ⋯+( 1+3⁢k )⁢x k+⋯ +28⁢x 9 は, x= 8 のとき, S= 9 10 11 であり, x≠ 8 のとき, S= 12 13 ⁢x11 − 14 15 ⁢ x10+ 16 ⁢ x+ 17 (x− 18 ) 2 である.
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【1】(3) 次の式
( 2+i) 4+ (2- i)4
を計算すると 19 20 21 である.
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【1】(4) 次の等式
∫ xaf⁡ (t) ⁢dt= x2-5 ⁢x+6
を満たす関数 f⁡ (x) は, f⁡( x)= 22 23 ⁢x+ 24 , また定数 a は,小さい順に 25 と 26 である.
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【1】(5) 3 次方程式 x3 +a⁢x 2+7⁢ x+b=0 が解 1- 2⁢i をもつとき,係数 a= 27 28 , b= 29 30 , また他の解は 31 および 32 + 33 ⁢i である.ただし a , b は実数とする.
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【2】(1) 連立不等式
{ |x- 1|≦ 4 (2⁢ y+x2 -4⁢x+ 2)⁢ (2⁢y +x+2 )≦0
の表す領域の面積は, 34 35 36 37 である.
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【2】(2) x, y が実数で ( x+1) 2+( y-1) 2-1≦ 0 であるとき, x+ y+2x −y+4 の最大値は 38 + 39 である.
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【2】(3) a を定数とする. x についての方程式
cos2⁡ x+sin⁡x -a-1= 0
の 0≦ x<2⁢π における異なる実数解の個数は, a< 40 41 のとき 42 , a= 40 41 のとき 43 , 40 41 <a < 44 のとき 45 , a= 44 のとき 46 , 44 <a< 47 48 のとき 49 , a= 47 48 のとき 50 , 47 48 <a のとき 51 である.
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【3】(1) A , B の 2 人が次のゲームを行う.最初に A は 10 枚, B は 20 枚の硬貨を持っている. 1 個のさいころを投げて偶数が出たら A が B に硬貨を 1 枚渡し,奇数が出たら B が A に硬貨を 1 枚渡す.
1. このゲームを 10 回行ったのちも, A が 10 枚, B が 20 枚の硬貨を持っている確率は 52 53 54 55 56 である.
2. このゲームを 4 回行ったとき, 4 回のゲーム終了時に初めて A が 10 枚, B が 20 枚の硬貨を持つ状態に戻る確率は 57 58 である.
3. このゲームをどちらかの手持ちの硬貨がなくなるまで続けるとき, A の硬貨がなくなる確率は 59 60 である.
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【3】(2) 1 から n までの数を 1 つずつ書いた札が n 枚ある.これを母集団とし,札に書かれた数字をこの母集団の変量とする.
1. この母集団の母平均は 61 +n 62 である.
2. この母集団の母分散は 63 64 + n2 65 66 である.
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【3】(3) ある地方都市で, 100 人を無作為に選んで調べたところ,市長の支持者は 90 人であった.この都市における市長の支持率 p に対する信頼度 95⁢ % の信頼区間は
0. 67 68 ≦p<0. 69 70
である.ただし,小数第 3 位を四捨五入して,小数第 2 位まで求めよ.
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【4】 1 から n までの自然数について,自然数 k ( 1≦k≦n ) に自然数 m ( 1≦m≦n ) を対応させる関数 m= f⁡(k ) があって,
k1≦ k2 であるとき f⁡ (k1 )≦f⁡ (k2 )
という性質を満たす.このとき,
「 f⁡ (m) =m となる自然数 m ( 1≦m≦n ) が存在する」
ことを背理法を利用して証明しよう.
「 f⁡ (m) =m となる自然数 m ( 1≦m≦n ) が存在しない」 ①
と仮定し,以下の手順で証明せよ.
(1) ① の仮定のもとで, f⁡( 1)≧ 2 となることを示せ.
(2) ① の仮定のもとで, k≧1 に対して f⁡ (k) ≧k+1 となることを数学的帰納法を用いて示せ.
(3) 以上を踏まえて,「 f⁡ (m) =m となる自然数 m (1 ≦m≦n ) が存在する」ことを背理法で証明せよ.