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2017-13460-0501
2017 東邦大学 理学部B日程共通
2月2日実施
【1】で配点40点
生物,物理,情報科,化,生物分子科,生命圏環境科学科
易□ 並□ 難□
【1】 次の に適する解答を,解答用紙の決められた場所に記入せよ.
(ⅰ) 2 次方程式
x2- 2⁢k⁢ x+4⁢ k-1= 0
が実数解のみをもつような定数 k の範囲は ア であり, 2 つの解がともに自然数となるような定数 k の値は イ である.
2017-13460-0502
(ⅱ) 座標平面上の 3 点 A ( 2,3 ), B (6 ,11) ,C ( x,y ) に対して ▵ ABC は ∠ ACB が直角となる二等辺三角形とする.また x >0 とする.このとき ( x,y) = ウ である.また O を原点とするとき tan ∠AOC= エ である.
2017-13460-0503
(ⅲ) 次の図のような格子状の道路がある. A を出発し K を通り地点 B まで行く最短経路は オ 通りである. A から B まで行く最短経路は カ 通りである.ただし,格子上の道路しか通ってはいけない.
2017-13460-0504
(ⅳ) 0<θ < π2 とする.次の等式
log2 ⁡sin⁡2 ⁢θ= 32 ⁢log 2⁡sin ⁡θ+ 12 ⁢log 2⁡cos ⁡θ
が成立するとき tan ⁡θ= キ
2017-13460-0505
(ⅴ) 曲線 A :y= x2 と曲線 B :y=- x2+ 2⁢x- 5 の共通接線の中で傾きがもっとも大きいものの方程式は ク である.
2017-13460-0506
配点30点
【2】 座標平面上で平行四辺形 OPQR の内部に,点 S と T を中心とする 2 つの円 S と T が図のように接している.円 S は x 軸と直線 l および直線 m と接し,円 T は直線 m と直線 n に接している.点 S を通り y 軸と平行な直線と,点 T を通り x 軸と平行な直線との共有点を U とする.ここで,直線 l と x 軸のなす角度は 60 ⁢° , OP=6 , 円 S の半径は 3 とする.次の に適する解答を,解答用紙の決められた場所に記入せよ.
(ⅰ) 点 P の座標は ケ である.
(ⅱ) 線分 PQ の長さは コ である.
(ⅲ) 点 S の座標は サ である.
(ⅳ) 円 T の半径を t とする.点 T の座標を t を用いて表すと シ である.
(ⅴ) 直角三角形 STU に三平方の定理を適用し整理すると, t に関する 2 次方程式 ス を得る. 2 つの解の一方は不適なので, t= セ である.
2017-13460-0507
化学科は【4】との選択
【3】 座標平面上の 2 つのベクトル p→= (a, b) と q→= (c, d) に対して ⟨ p→ ,q→ ⟩ を以下のように定める.
⟨ p→ ,q→ ⟩= ∫ -11 (a ⁢x+b )⁢ (c⁢ x+d) ⁢dx
以下の問いに答えよ.
(ⅰ) p→ =( 3,2 ) のとき, ⟨ p→ ,p→ ⟩ を求めよ.
(ⅱ) p→ =(3 ,2) のとき, ⟨ p→ ,q→ ⟩ =0 および ⟨ q→ ,q→ ⟩= 7 6 となる q → をすべて求めよ.
(ⅲ) p→ =(a ,b ) と q→= (c, d) に対して ⟨ p→ ,q→ ⟩ を a , b ,c , d を用いて表せ.
(ⅳ) p→ =(a ,b) と q→= (c, d) に対して以下の不等式を証明せよ.また,等号が成り立つときを調べよ.
⟨ p→ ,q→ ⟩ 2≦ ⟨ p→ ,p→ ⟩ ⁢⟨ q→ ,q→ ⟩
2017-13460-0508
化学科
化学科は【3】との選択
【4】 底面の半径 r , 高さ h の直円錐 2 つを,図のように逆向きにして互いの中心軸(頂点と底面の中心を結んだ線)を重ね合わせて互いに貫く立体を考える.ただし r , h は正の実数で定数とする. 2 つの円錐の底面の間の距離すなわち 2 つの底面の中心の間の長さを 2 ⁢a とする.ただし 0 <a< h2 とする. 2 つの円錐の共通部分の体積を V ⁡(a ) とする.以下の問いに答えよ.
(ⅰ) V⁡( h 3 ) を h , r で表せ.
(ⅱ) V⁡( a) を a , h ,r で表せ.
(ⅲ) V⁡( a) の増減を調べよ.
(ⅳ) V⁡( a) が最大になる a を h を用いて表せ.