2017 関西大 後期 理系学部3月4日実施MathJax

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2017 関西大学 後期

社会安全・システム理工・環境都市工・

化学生命工学部

3月4日実施

易□ 並□ 難□

【1】  f( x)= ex とおき,定数 k に対して g (x )=k e- x+1 とおく.次の   をうめよ.

  g( x) の第 1 次導関数,第 2 次導関数を求めると, g (x) = g ( x)= である.

 曲線 y =f( x) と曲線 y =g( x) が異なる 2 P Q で交わるような k の範囲は である. P x 座標を α Q x 座標を β とし, α<β とする.このとき eβ- eα の値を k を用いて表すと であり, e- β- e-α の値を k を用いて表すと である.したがって,曲線 y =f( x) と曲線 y =g( x) で囲まれた図形の面積 S は, S=β -α- と表される.ここで, k の式とする. β-α =1 のとき, k の値は であり, S の値は e+ 1 である.

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【2】 次の   をうめよ.

 複素数平面上の点 z が原点 O を中心とする半径 r の円周上を動くとき,点 w = 3z+ 12 z+1 が描く図形を調べる.ただし, r> 1 2 とする. z w で表すと

z= 1 -w 2w-

となる. z O を中心とする半径 r の円周上を動くので, zz = が成り立つ.ただし, z z の共役複素数を表す.

( 1 -w2 w- ) ( 1 -w2 w- ) =

を整理すると,

( ) w w- ( ) (w +w )= 1-9 r2

となる.したがって,

(w - ) ( w - ) = (4 r2 -1) 2

となり, w を中心とする半径 の円を描く.

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【3】 次の   をうめよ.

 定数 a b 0 <a<b を満たすとする.曲線 y =logx 上の 2 A ( a,log a) B ( b,log b) を通る直線の方程式を y =g (x ) とすると, g( x)= ( x-b) +logb と表される.関数 f (x ) f (x )=log x-g (x ) とすると, f( a)= f( b)= であるから,平均値の定理によって, f (c) =0 かつ a <c<b を満たす c が少なくとも 1 つ存在する.実際に f (x ) の導関数 f ( x) を求めてみると, f (c )=0 を満たす c 1 つだけ存在して,その値は c= であることがわかる.したがって, a< <b であり, f( x) は区間 [ a, ] で増加し,区間 [ ,b ] で減少するので,開区間 ( a,b )

f( x)> (1)

が成り立つ.

  0<t <1 とする.このとき,線分 AB t :(1 -t ) に内分する点の y 座標は log ( ) と表すことができる.不等式(1)より,

(1 -t) a+t b> (2)

が成り立つ.不等式(2)の両辺は t =0 t =1 のときも値を比較することができ,それらは等しい.したがって,正の定数 k について,

01 { (1- t) a+t b} kd t> 01 ( ) kd t (3)

が成り立つ.ここで,両辺の定積分を計算すると,

01 { (1- t) a+t b} kdt = 01 ( ) kd t=

となる. を用いて不等式(3)を整理すると,

logb -loga > k+1 k (b- a) ( ) bk +1- ak+ 1 = (k +1) (b -a) bk +1- ak+ 1 k

となる.さらに,

limk 0 (k +1) (b -a) bk +1- ak+ 1 k=

である.

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【4】 次の   をうめよ.

(1) 次のように定められる数列 { an }

a1 =1 a n+1 =2 an 2

の一般項は an= 2 である.

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【4】 次の   をうめよ.

(2)  x の関数 y =x-1 -x2 がとりうる値の範囲を y の不等式で表すと である.ただし, x y が定義される範囲を動くものとする.

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【4】 次の   をうめよ.

(3)  0x <2π のとき,不等式 cos 2x -32 cos x+3< 0 の解は である.

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【4】 次の   をうめよ.

(4) 原点で垂直に交わる傾きが 0 でない 2 直線と放物線 y =x2 の原点以外の交点を A B とする.距離 AB の最小値は である.

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【4】 次の   をうめよ.

(5)  16! 2 m で割り切れるような自然数 m で最大のものは である.一般に n を自然数としたとき, ( 2n )! 2 m で割り切れるような自然数 m で最大のものを, n を用いて表すと である.

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【4】 次の   をうめよ.

(6) 極方程式 r = 32-cos θ を直交座標の x y の方程式で表すと,楕円の方程式 + y23 =1 となる.

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