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2018-10641-0101
2018 和歌山大学 前期
教育,経済,観光,システム工学部
易□ 並□ 難□
【1】 1 辺の長さが 1 の正四面体 OABC がある.線分 OA を 1 :2 に内分する点を D , 線分 OB を 2 :1 に内分する点を E , 線分 OC の中点を F とする.また,線分 EF を 2 :1 に内分する点を P とし, 3 点 A , B , C が定める平面と直線 DP の交点を Q とする. OA→ =a → , OB →= b→ , OC→ =c→ とするとき,次の問いに答えよ.
(1) OP→ を a→ , b→ , c→ を用いて表せ.
(2) OQ→ を a→ , b→ , c→ を用いて表せ.
(3) |BQ → | を求めよ.
2018-10641-0102
【2】 数列 { an } は
a1 =16 ,log 14 ⁡an +1+ log2⁡ an= n ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
を満たす.また,数列 { bn } を bn= log4⁡ an で定める.次の問いに答えよ.
(1) bn+ 1 を b n を用いて表せ.
(2) 数列 { bn } の一般項を求めよ.
(3) 数列 { an } の一般項を求めよ.
(4) 2.321<log 2⁡5 <2.322 を利用して, an が 10 100 以上となる最小の n を求めよ.
2018-10641-0103
【3】 袋の中に, 1 の数字を書いたカード, 2 の数字を書いたカード, 3 の数字を書いたカードがそれぞれ 1 枚ずつ入っている.この袋の中から,無作為にカードを 1 枚取り出して数字を記録し,もとに戻すという試行を 6 回繰り返す. 6 個の数字を記録された順に, x1 , x2 , x3 , x4 , x5 , x6 とし, x1 ⁢( x2+ x3) ⁢( x4+ x5+ x6 ) を a とおく.次の問いに答えよ.
(1) a が 14 である確率を求めよ.
(2) a が 2 の倍数である確率を求めよ.
(3) a が 2 の倍数であったとき, a の正の約数の個数が 4 である確率を求めよ.
2018-10641-0104
教育,経済,観光学部
【4】 関数 f ⁡(x )= x4- 8⁢x 2+7 について,次の問いに答えよ.
(1) f⁡( x) の極値を求めよ.
(2) a を実数とする. 4 次方程式 f ⁡(x )=a の異なる実数解の個数を a の値によって分類せよ.
(3) 曲線 y =f⁡( x) と x 軸で囲まれた 3 つの部分の面積の和 S を求めよ.
2018-10641-0105
システム工学部
【5】 0≦θ <2⁢π を満たす実数 θ に対して,複素数 z1 ,z2 , z3 , ⋯ が
z1 =cos⁡θ +i⁢sin ⁡θ ,
zk= zk- 1⁢ (cos⁡ k⁢θ+ i⁢sin⁡ k⁢θ ) ( k=2 ,3 , 4 ,⋯ )
を満たすとき,次の問いに答えよ.ただし, i は虚数単位とする.
(1) z2 =1 を満たす θ をすべて求めよ.
(2) 自然数 n に対して, zn =1 を満たす θ の個数を c n とする. cn を n の式で表せ.また, cn が素数となる n をすべて求めよ.
2018-10641-0106
【6】 座標空間の 2 点 A ( 0,0, a) ,B ( 1,1, 1) を通る直線を x 軸のまわりに 1 回転してできる曲面を S とする. S と 2 平面 x =0 ,x =1 で囲まれた立体の体積を V とするとき,次の問いに答えよ.
(1) 直線 AB と平面 x =t の交点 P の座標を a と t を用いて表せ.
(2) V を a を用いて表せ.
(3) V を最小にする a を求めよ.