2018 広島大学 前期

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2018 広島大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B

数学I・数学II・数学III・数学A・数学B【1】の類題

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

(1)  t 2 次関数 s =(t- 1 5) (t- 3 5 ) のグラフを図示せよ.

(2) 次の条件(A)を満たす座標平面上の点 ( u,v ) の存在範囲を図示せよ.

(A) 2 次式 t2- ut+ v は, 0 x1 0 y1 を満たす実数 x y を用いて t2 -ut +v=( t-x) (t -y) と因数分解される.

(3) 次の条件(B)を満たす座標平面上の点 ( u,v ) の存在範囲を図示せよ.

(B) 2 次式 t2- ut+ v は, 0 x1 1 y2 を満たす実数 x y を用いて t2 -ut +v=( t-x) (t -y) と因数分解される.

(4) 座標平面上の点 ( x,y ) 4 ( 0,0 ) ( 1,0 ) ( 1,2 ) (0 ,2 ) を頂点とする長方形の周および内部を動くとき,点 ( x+y, xy ) の動く範囲の面積を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【2】 次の問いに答えよ.

(1) 実数 θ 0 θ π 2 を満たすとき,不等式

1-cos θ2 <1

が成り立つことを示せ.

(2)  0θ π2 を満たす実数 θ に対し,

cosα = 1-cos θ2 (0 α π 2)

により定まる実数 α は, θ についての整式 f (θ ) を用いて α =f( θ) と表すことができる.このような f (θ ) を一つ求めよ.

(3) (2)で求た f (θ ) を用いて,数列 { θn }

θ1 = π2 θ n+1 =f (θ n) n= 1 2 3

により定める.数列 { θn } の一般項を求めよ.

(4) (3)の数列 { θn } に対し,

| θn +1- θn | π 1000

となる最小の自然数 n を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【3】  O を原点とする座標平面上の曲線

Cy =- 13 x 3+ 12 x+ 136

を考える. C 上の点 D ( -1,2 ) における C の接線を l とし, D と異なる C l の共有点を E とする.次の問いに答えよ.

(1)  l の方程式を求めよ.

(2)  E の座標を求めよ.

(3) 原点 O を中心とする半径 1 の円の周上の点 A ( a,b ) を考える.ただし, a b はともに正であるとする.直線 l 上の動点 P に対し, OA OP P の位置によらず一定であるとき, A の座標を求めよ.

(4)  A を(3)で求めた点とする.点 Q C 上を D から E まで動くときの OA OQ の最大値を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【4】 座標平面上で,三つの不等式

y0 x+y 4 2 x+3 y12

によって表される領域を D とする.次の問いに答えよ.

(1)  D を図示せよ.

(2) 座標平面上で, x 座標と y 座標がともに整数である点を格子点という. D に含まれる格子点をすべて求めよ.

(3)  1 個のさいころを 2 回投げるとき, 1 回目に出た目の数を X 2 回目に出た目の数を Y とする.点 ( X,Y ) D に含まれる確率を求めよ.

(4)  1 個のさいころを n 回投げるとき,出た目の数の中の最小の数を Z 最大の数を W とする.点 ( Z,W ) D に含まれる確率 P n を求めよ.ただし, n 2 以上の自然数とする.

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数学I・数学II・数学III・数学A・数学B

数学I・数学II・数学A・数学B【1】の類題

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

(1) 次の条件(A)を満たす座標平面上の点 ( u,v ) の存在範囲を図示せよ.

(A) 2 次式 t2- ut+ v は, 0 x1 0 y1 を満たす実数 x y を用いて t2 -ut +v=( t-x) (t -y) と因数分解される.

(2) 次の条件(B)を満たす座標平面上の点 ( u,v ) の存在範囲を図示せよ.

(B) 2 次式 t2- ut+ v は, 0 x1 1 y2 を満たす実数 x y を用いて t2 -ut +v=( t-x) (t -y) と因数分解される.

(3) 座標平面上の点 ( x,y ) 4 ( 0,0 ) ( 1,0 ) ( 1,2 ) (0 ,2 ) を頂点とする長方形の周および内部を動くとき,点 ( x+y, xy ) の動く範囲の面積を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・数学A・数学B

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【2】 複素数平面上の 4 A ( α) B (β ) C (γ ) D (δ ) を頂点とする四角形 ABCD を考える.ただし,四角形 ABCD は,すべての内角が 180 ° より小さい四角形(凸四角形)であるとする.また,四角形 ABCD の頂点は反時計回りに A B C D の順に並んでいるとする.四角形 ABCD の外側に, 4 AB BC CD DA をそれぞれ斜辺とする直角二等辺三角形 APB BQC CRD DSA を作る.次の問いに答えよ.

(1) 点 P を表す複素数を求めよ.

(2) 四角形 PQRS が平行四辺形であるための必要十分条件は,四角形 ABCD がどのような四角形であることか答えよ.

(3) 四角形 PQRS が平行四辺形であるならば,四角形 PQRS は正方形であることを示せ.

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数学I・数学II・数学III・数学A・数学B

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【3】 次の問いに答えよ.

(1) すべての実数 t に対し, 1+t et が成り立つことを示せ.

(2) 定積分 0π4 11+ sinx dx の値を求めよ.

(3) 次の不等式を示せ.

π 4-1 + 22 0π 4 e-sin x dx2 -2

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数学I・数学II・数学III・

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【4】  0 1 2 3 の数字が一つずつ書かれた 4 枚のカードがある.この中から 1 枚を取り出し,書かれた数字を見て元に戻す.この操作を N 回繰り返し,カードに書かれた数字を順に Z1 Z 2 ZN とする.ここで, N 3 以上の自然数である.さらに,複素数

α=cos 2 3 π+ isin 23 π

を用いて,項数 N の数列 { Xn }

X1 =αZ 1 X n+1 =Xn αZ n+1 n=1 2 N- 1

により定める. n=1 2 N に対し, Xn= α となる確率を P n とし, Xn =α2 となる確率を Q n とする.次の問いに答えよ.

(1)  P1 を求めよ.

(2)  n=1 2 N-1 とする. αZ n+1 =1 となる確率を求めよ.

(3)  n=1 2 N とする. Xn =1 となる確率を, Pn Q n を用いて表せ.

(4)  n=1 2 N-1 に対し, Pn を用いて P n+1 を表せ.

(5)  n=1 2 N に対し, Pn を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・数学A・数学B

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【5】 座標平面上で,曲線 C y=x 3-3 x と, b>a 3-3 a を満たすように動く点 P ( a,b ) を考える.また,点 P に対し,二つの不等式

|x- a| 1 | y-b| 1

によって表される座標平面上の領域を B とする.領域 B と曲線 C に対して, B C が共有点 Q をもち,さらに B C の共有点が B の境界線上にしかないとき, B C は点 Q で接するということにする.次の問いに答えよ.

(1) 曲線 C の概形をかき,さらに点 P の座標が ( -2,3 ) のときの領域 B を図示せよ.

(2)  B C x <-1 の範囲にある点で接するように,点 P は動くとする.このときの点 P の軌跡を求めよ.

(3)  B C がある点で接するように点 P は動くとする.このときの点 P の軌跡を求めよ.

(4) (3)の点 P の軌跡は,ある関数 y =f( x) のグラフで表すことができる.この y =f( x) x =0 で微分可能であることを示せ.

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