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2018 上智大学 理工学部

2月8日実施

易□ 並□ 難□

【1】 座標平面上に原点 O と点 A ( 1,0 ) がある.点 P

PAO= 2POA

を満たしながら y 座標が正の範囲を動く.

(1)  P の軌跡は曲線

(x+ ) 2+ y2= 1

の第 1 象限の部分と一致し,直線

y= (x + )

を漸近線にもつ.

(2)  k を実数とし, P から直線 x =k に垂線 PH を下ろす. PH AP が常に一定の値であるとき, k= PHAP= である.

(3)  PAO= θ とすると

AP= 1+ cosθ

が成り立つ.

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易□ 並□ 難□

【2】 ある食堂はランチとして A 定食か B 定食のいずれか一方を提供する. A 定食を提供した次の営業日は等しい確率で A 定食か B 定食のどちらかを提供し, B 定食を提供した次の営業日は必ず A 定食を提供する. 1 日目には A 定食を提供することがわかっているとする.

(1)  3 日目に A 定食が提供される確率は である.

(2)  n 日目に A 定食が提供される確率は

( ( ) n-1 + )

である.ただし n 1 以上の整数とする.

(3)  6 日目に A 定食が提供されたことがわかっているという条件のもとで, 3 日目にも定食が提供されていた確率は である.

(4)  1 日目から n 日目までに提供される定食の可能な組合せのうち, n 日目が A 定食であるものの総数を a n とする.このとき, a5 = である.また, 1 日目から 10 日目までに提供される定食の可能な組合せの総数は である.

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易□ 並□ 難□

【3】 座標空間において,原点を中心とする半径 2 の円が x y 平面上にある.この円を底面とし, A (0 ,0,2 ) を頂点とする円 すい を考える. A と底面の円周上の点 B ( -2, 0,0 ) を結ぶ線分 AB の中点を C とする.点 P は線分 CA 上を動き, CP=a とする. P を通り線分 AB と垂直に交わる平面でこの円錐を切ったときの断面積を S (a ) とする.

(1)  S( 0)= である.

(2)  S( a) a = のとき最大値 をとる.

(3)  C を通り線分 AB と垂直に交わる平面で円錐を 2 つの立体に分けるとき,頂点 A を含む方の立体の体積は

+ π

である.

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易□ 並□ 難□

【4】 座標平面において,方程式

( x2+ y2) 2=2 xy

の表す曲線 C を考える.

(1)  C 上の点 P 2 A ( a,a ) B (- a,-a ) a>0 との距離の積 PA PB が常に一定の値であるとき, a= PA PB= である.

(2) 極座標 ( r,θ ) に関する C の極方程式が r s=sin (t θ ) と表されるとき, s= t= である.

(3)  C の概形として最もふさわしいものを下から選べ.

A

B

C

D

2018年上智大2月8日理工学部【4】2018133630704の図 2018年上智大2月8日理工学部【4】2018133630704の図 2018年上智大2月8日理工学部【4】2018133630704の図 2018年上智大2月8日理工学部【4】2018133630704の図

E

F

G

H

2018年上智大2月8日理工学部【4】2018133630704の図 2018年上智大2月8日理工学部【4】2018133630704の図 2018年上智大2月8日理工学部【4】2018133630704の図 2018年上智大2月8日理工学部【4】2018133630704の図

(4)  C 上の点で x 座標が最大である点 M の偏角を θ 0 0θ 0<2 π とすると, θ0 = π である.

(5)  M を通り y 軸に平行な直線を l とする. C 上の点を極座標で ( r,θ ) と表すとき, C 0 θ θ0 の部分と, x 軸,および l で囲まれた部分の面積は である.

(6)  C で囲まれた部分の面積は である.

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