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2019-10010-0101
2019 旭川医科大学 前期
医学部(医学科)
易□ 並□ 難□
【1】 a は定数で a >1 とし,点 ( a,0 ) を通る傾き m の直線と円 x2+ y2= 1 とが異なる 2 点 A ,B で交わる.このとき,次の各問いに答えよ.
問1 m の値の範囲を求めよ.
問2 問1で求めた範囲を m が動くとき,線分 AB の中点の軌跡を求めよ.
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【2】 n を正の整数とし, fn ⁡(x )=e -x ⁢(1+ x1 + x22 !+ x 33! +⋯ + xnn ! ) とおく.このとき,次の各問いに答えよ.
問1 第 2 次までの導関数 fn′ ⁡( x) と fn″ ⁡( x) を求めよ.
問2 n≧2 のとき, ∫ 1n log⁡x⁢ dx<log ⁡2+log ⁡3+⋯ +log⁡n が成り立つことを示せ.
問3 n≧1 のとき,すべての正の実数 x に対し, - 1e≦ fn ′⁡( x)< 0 が成り立つことを示せ.
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【3】 α を,虚部が 0 でない複素数とする.複素数平面上で 3 点 0 , α , α 2 を通る円を C とし, C の中心の複素数を β とする.このとき,次の各問いに答えよ.
問1 β を α , α‾ を用いて表せ.
問2 点 α 3 は C 上にないことを示せ.
問3 α3β の実部が正となるとき, α の満たす条件を求めよ.
問4 0 でないどんな実数 t に対しても点 t ⁢α3 が C 上にないとき,点 α 全体の集合を複素数平面上に図示せよ.
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【4】 2 つの数列 { pn }, { qn } は次の漸化式を満たしている.
{ pn+ 1= 12⁢ p n+ 14⁢ qn - 14 qn+ 1= 12⁢ pn + 34⁢ qn + 14 ( n= 1 ,2 ,3 ,⋯ )
このとき,次の各問いに答えよ.
問1 pn+ qn= p1+ q1 ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ ) が成り立つことを示せ.
問2 一般項 p n を p1 ,q1 を用いて表せ.
問3 無限級数 ∑n= 1∞ pn が収束し,和が 1 となるように, p1 と q1 の値を定めよ.
問4 問2,問3で求めた数列 { pn } について,無限級数 ∑n =1∞ n⁢p n の和を求めよ.ただし, |r |<1 のとき, limn →∞ n⁢rn =0 であることは,証明なしに用いてよい.