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2019-10081-0201
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2019 東北大学 後期
経済学部
易□ 並□ 難□
【1】 次の等式を満たす実数 a をすべて求めよ.
∫ 01 | x2-a ⁢x| ⁢dx= 13
2019-10081-0202
理学部【1】の類題
【2】 xy 平面において,放物線 C :y=- 1 2⁢ x 2 の 2 つの接線 l1 ,l2 が点 P において直交するとする.ただし, l1 の傾きは l 2 の傾きより大きいとする.
(1) 点 P の x 座標を a とするとき,接線 l1 ,l2 の傾きをそれぞれ求めよ.
(2) 放物線 C と接線 l1 ,l2 の接点をそれぞれ Q1 , Q2 とする. ▵PQ1 Q 2 の面積が 8 となるような点 P の座標をすべて求めよ.
2019-10081-0203
経済,理学部共通
【3】 1 辺の長さが 1 の正四面体 OABC を考える.
(1) 辺 OA 上を動く点 P と辺 BC 上を動く点 Q に対して,線分 PQ の長さが最小となるとき,ベクトル PQ → を OA→ , OB→ , OC→ で表せ.
(2) 点 R が ▵ABC の内部および辺上を動くとする.(1)で求めた PQ → と OR → のなす角を θ とする.内積 PQ→⋅ OR→ が最大となるような cos ⁡θ のとりうる値の範囲を求めよ.
2019-10081-0204
【4】 k ,n を正の整数とする.整数 a1 , a 2 , ⋯ , ak と整数 b1 , b 2 , ⋯ , bk を並べた次のような表を考える.
以下の条件(ⅰ),(ⅱ),(ⅲ)を同時に満たすようなすべての表の個数を A n,k とする.
(ⅰ) 1≦a 1≦a 2≦⋯ ≦ak ≦n
(ⅱ) 1≦b 1≦b 2≦⋯ ≦bk ≦n
(ⅲ) ai< bi と aj> bj を満たすような i , j が存在する.
以下の問いに答えよ.
(1) An, 2 を求めよ.
(2) An, k が偶数であることを示せ.
(3) A3, 3 を求めよ.
2019-10081-0205
理学部
経済学部【2】の類題
【1】 xy 平面において,放物線 C :y=- 1 2⁢ x 2 の 2 つの接線 l1 ,l2 が点 P において直交するとする.ただし, l1 の傾きは l 2 の傾きより大きいとする.
(2) 放物線 C と接線 l1 ,l2 の接点をそれぞれ Q1 , Q2 とし,接線 l1 ,l2 と x 軸の交点をそれぞれ R1 , R 2 とする.また原点 ( 0,0 ) を O とする. 2 つの線分 Q1 R1 , OR1 と放物線 C で囲まれる図形の面積を S 1 とし, 2 つの線分 Q2 R2 , OR2 と放物線 C で囲まれる図形の面積を S 2 とする.面積の和 S1+ S2 が最小となるときの点 P の座標と S1+ S2 の最小値を求めよ.
2019-10081-0206
【2】 n を正の整数とする.
(1) 次の等式が成り立つことを示せ.
{1+ 2⁢ ∑k =1n cos⁡( k⁢x) }⁢sin ⁡ x2 =sin⁡ ((n+ 12 )x )
(2) 次の方程式の解 x をすべて求めよ.
∑ k=0 ncos ⁡(k ⁢x) =0
2019-10081-0207
【4】 関数 f⁡( x) は連続な第 2 次導関数 f″⁡ (x ) をもち,すべての実数 x に対して f″⁡ (x ) の値が正であるとする.
(1) 異なる 2 つの実数 x , y に対して,次の関数を考える.
p⁡( t)= (1- t)⁢ f⁡( x)+ t⁢ f⁡( y)- f⁡( (1-t )⁢x +t⁢y ) ( t は実数) ⋯ ①
このとき
p′ ⁡(0 )>0 , p′ ⁡( 1)< 0
が成り立つことを示せ.
(2) 0<t< 1 を満たす実数 t に対して, ① で与えた関数 p ⁡( x) の値が正であることを示せ.
(3) a<b< c<d を満たす実数 a , b ,c , d に対して,次の不等式が成り立つことを示せ.
f⁡( d-a) +f⁡( c-b) >f⁡( d-b) +f⁡( c-a )
2019-10081-0208
【5】 1 枚のコインを投げる試行を繰り返し,数列 { an } ( n=1 , 2 , 3 , ⋯ ) を次のように定める.
(ⅰ) 1 回目の試行において表が出たとき, a1 =0 とする.
(ⅱ) 1 回目の試行において裏が出たとき, a1= 1 とする.
(ⅲ) n≧2 について, n 回目の試行において表が出たとき, an= an- 1 とする.
(ⅳ) n≧2 について, n 回目の試行において裏が出たとき, an= an- 1+ 2n- 1 とする.
(1) a10 が 2 10 を 3 で割った商に等しくなったとき, 1 回目から 10 回目の試行におけるコインの表裏の出方を求めよ.
(2) 1 回目から 100 回目の試行においてコインの表がちょうど 4 回出たとき, a100 が 21003 より小さくなる条件付き確率を求めよ.
2019-10081-0209
【6】 複素数平面上の互いに異なる 4 点 A⁡ ( z1 ), B ⁡( w1 ), C ⁡( z2 ), D ⁡( w2 ) を考える.
(1) 次の等式が成立することを示せ.
| z1⁢ w1+ z2⁢ w2 |2 =( |z1 |2 +| z2| 2) ⁢( |w 1| 2+ |w2 |2 ) - | z1⁢ w2 ‾-z 2⁢ w1‾ |2
(2) 2 つの等式
| z1⁢ w1+ z2⁢ w2 |2 =( | z1 |2 + |z 2| 2) ⁢( | w1| 2+ |w 2| 2) ⋯ ① |z 1|= | w 1| ⋯ ②
が成り立つとき, 2 つの直線 AB と CD は平行であることを示せ.
(3) 2 つの等式 ① , ② が成り立ち, 4 点 A ,B , C ,D が同一直線上にないならば,これらの 4 点はある直線に関して対称な四角形の頂点となることを示せ.