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2019-10270-0201
2019 お茶の水女子大学 前期理学部選択
理(数学科)学部-数学専門Ⓐ
理(物理学科・情報学科)学部-数学Ⓑ
易□ 並□ 難□
【1】 座標平面において双曲線 x 2-y 2=1 を C とする.双曲線 C の漸近線のうち傾きが負の漸近線を l とする.
(1) 漸近線 l の方程式を書け.
(2) t を正の実数とする. y 軸上の点 ( 0,t ) を通り漸近線 l に平行な直線を l t で表す.直線 l t と曲線 C との交点を Pt とするとき,点 P t の x 座標, y 座標をそれぞれ t を用いた式で表せ.
(3) 曲線 C 上に点 P をとる.ただし,点 P は第一象限にあるとし,点 P の x 座標を p とする.
(ⅰ) 点 P を通り漸近線 l に平行な直線の y 軸との交点の y 座標を p を用いた式で表せ.
(ⅱ) 点 P における曲線 C の接線と x 軸と曲線 C で囲まれた図形の面積を p を用いた式で表せ.
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【2】 数列 { an } がすべての自然数 n について
an+ an+ 2≧2 ⁢an +1
を満たしているとする.
(1) すべての自然数 n に対して次の不等式が成立することを示せ.
an+ an+ 2+ an+4 3 ≧ an+ 1+ an+3 2
(2) すべての自然数 n と k に対して次の不等式が成立することを示せ.
an+ an+2 +a n+4 +⋯+ an+ 2⁢k k+1 ≧ an+ 1+ an+3 +a n+5 +⋯+ an+2 ⁢k-1 k
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【3】 正の実数全体を定義域とする関数 f ⁡(x ) は定数関数でなく,さらにすべての正の実数 x , y に対して等式
f⁡(x ×y) =f⁡(x )×f ⁡(y )
が成り立っているものとする.また,関数 f ⁡(x ) は x =1 で微分可能であるとする.
(1) 値 f ⁡(1 ) を求めよ.
(2) すべての正の実数 x に対して f ⁡(x )>0 となることを示せ.
(3) 関数 f ⁡(x ) がすべての正の実数 x で微分可能であることを示せ.
(4) f′ ⁡(1 )=a であるとき, a を用いて ( log⁡f ⁡(x )) ′ を表せ.
(5) f′ ⁡(1 )=a であるとき, a を用いて f ⁡(x ) を表せ.