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2019-10280-0201
2019 東京海洋大学 前期海洋工学部
配点25点
易□ 並□ 難□
【1】 関数 f ⁡( x)= x3- 2⁢x2 +3 に対して,座標平面上の曲線 y =f⁡( x) を C とする.
(1) f⁡( x) の増減を調べて極値を求めよ.また, C の概形をかけ.
(2) 実数 a に対して,点 P ( a,f ⁡( a) ) における C の接線を l とする. l と C の共有点が P のみになるとき, a の値を求めよ.
(3) (2)のとき, C と l および y 軸で囲まれた図形の面積を求めよ.
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【2】 - π2 <θ< π 2 を満たす θ に対して, O を原点とする座標平面上の直線 l :y= (tan⁡ θ) ⁢x と,点 A ( 3,1 ) を中心とする半径 2 の円 C を考える.
(1) l と C が接するとき,その接点を B とする. cos⁡∠AOB を求めよ.
(2) l と C が共有点を持つような θ の値の範囲を求めよ.
(3) l と C が 2 点 P1 , P2 で交わるとき,線分 P1 P2 の中点を Q とし, Q の x 座標を x 0 とする.このとき, x0= a⁢sin⁡ (2⁢ θ+α )+b となるような実数 a , b , α を求めよ.ただし, a>0 , -π< α≦π とする.
(4) (3)のとき, x0 の最大値とそのときの θ の値を求めよ.
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【3】 初項をそれぞれ x0 , y0 とする数列 x0, x1, x2, ⋯ および y0, y1, y2, ⋯ が, n=0 , 1 , 2 , ⋯ に対して,
{ xn+ 1=- xn- 3⁢ yn+5 y n+1 =3⁢ xn- yn+ 3
を満たすとする.
(1) xn+ 2 , yn+ 2 および xn+3 , yn+ 3 を x n , yn を用いて表せ.
(2) x3 ⁢k , y3⁢ k ( k=0 , 1 , 2 , ⋯ ) を xn , yn を用いて表せ.
(3) x0 =y0 =0 のとき, x3 ⁢k+1 , y3⁢ k+1 ( k=0 , 1 , 2 , ⋯ ) を求めよ.
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【4-Ⅰ】と【4-Ⅱ】から選択
【4-Ⅰ】 正の定数 a , r に対して, O を原点とする座標平面上の放物線 A :y= x2-a と円 B :x2 +y2 =r2 が,図のように y 軸上にない異なる 2 点 P1 , P2 で接している.ここで,放物線と円がある共有点で接するとは,その点における放物線の接線と円の接線が一致することとする.また,円 B の点 ( 0,-r ) を含む弧 P1 P2 を C とする.
(1) P1 , P2 の座標および a を r を用いて表せ.
(2) C 上の点 Q ( s,t ) における B の接線と A との交点を R1 , R2 とするとき,線分 R1 R2 の長さ d を r , t を用いて表せ.ただし Q が P1 または P2 と一致するときは, d=0 とする.
(3) Q が C 上を動くとき, d の最大値を r を用いて表せ.
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【4-Ⅱ】 f⁡( x)= x 1-x -log⁡ (x+ 1) とする.
(1) 関数 y =f⁡( x) の極値を求め,グラフの概形をかけ.ただし,凹凸は調べなくてよい.
(2) 定積分 ∫ 012 f⁡( x)⁢ dx の値を求めよ.