2019 東京海洋大学 前期海洋工学部

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2019 東京海洋大学 前期海洋工学部

配点25点

易□ 並□ 難□

【1】 関数 f ( x)= x3- 2x2 +3 に対して,座標平面上の曲線 y =f( x) C とする.

(1)  f( x) の増減を調べて極値を求めよ.また, C の概形をかけ.

(2) 実数 a に対して,点 P ( a,f ( a) ) における C の接線を l とする. l C の共有点が P のみになるとき, a の値を求めよ.

(3) (2)のとき, C l および y 軸で囲まれた図形の面積を求めよ.

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配点25点

易□ 並□ 難□

【2】  - π2 <θ< π 2 を満たす θ に対して, O を原点とする座標平面上の直線 l y= (tan θ) x と,点 A ( 3,1 ) を中心とする半径 2 の円 C を考える.

(1)  l C が接するとき,その接点を B とする. cos∠AOB を求めよ.

(2)  l C が共有点を持つような θ の値の範囲を求めよ.

(3)  l C 2 P1 P2 で交わるとき,線分 P1 P2 の中点を Q とし, Q x 座標を x 0 とする.このとき, x0= asin (2 θ+α )+b となるような実数 a b α を求めよ.ただし, a>0 -π< απ とする.

(4) (3)のとき, x0 の最大値とそのときの θ の値を求めよ.

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配点25点

易□ 並□ 難□

【3】 初項をそれぞれ x0 y0 とする数列 x0, x1, x2, および y0, y1, y2, が, n=0 1 2 に対して,

{ xn+ 1=- xn- 3 yn+5 y n+1 =3 xn- yn+ 3

を満たすとする.

(1)  xn+ 2 yn+ 2 および xn+3 yn+ 3 x n yn を用いて表せ.

(2)  x3 k y3 k k=0 1 2 xn yn を用いて表せ.

(3)  x0 =y0 =0 のとき, x3 k+1 y3 k+1 k=0 1 2 を求めよ.

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配点25点

【4-Ⅰ】と【4-Ⅱ】から選択

易□ 並□ 難□

【4-Ⅰ】 正の定数 a r に対して, O を原点とする座標平面上の放物線 A y= x2-a と円 B x2 +y2 =r2 が,図のように y 軸上にない異なる 2 P1 P2 で接している.ここで,放物線と円がある共有点で接するとは,その点における放物線の接線と円の接線が一致することとする.また,円 B の点 ( 0,-r ) を含む弧 P1 P2 C とする.

(1)  P1 P2 の座標および a r を用いて表せ.

(2)  C 上の点 Q ( s,t ) における B の接線と A との交点を R1 R2 とするとき,線分 R1 R2 の長さ d r t を用いて表せ.ただし Q P1 または P2 と一致するときは, d=0 とする.

(3)  Q C 上を動くとき, d の最大値を r を用いて表せ.



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配点25点

【4-Ⅰ】と【4-Ⅱ】から選択

易□ 並□ 難□

【4-Ⅱ】  f( x)= x 1-x -log (x+ 1) とする.

(1) 関数 y =f( x) の極値を求め,グラフの概形をかけ.ただし,凹凸は調べなくてよい.

(2) 定積分 012 f( x) dx の値を求めよ.

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