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2019-10461-0101
2019 静岡大学 前期
教育,理(生命科,地球科学科),農学部,地域創造学環
配点25%
易□ 並□ 難□
【1】 a ,b を定数とし, 2 次関数 f⁡( x)= x2- (a+ 2⁢b) ⁢x+2 ⁢a⁢b を考える.このとき,次の問いに答えよ.
(1) b=1 のとき, 2 次不等式 f⁡( x)< 0 を解け.
(2) (1)の 2 次不等式を満たす整数 x がちょうど 3 個あるとき,定数 a の範囲を求めよ.
(3) 2 元 2 次不定方程式 f⁡( 1)= 4 の整数解 ( a,b ) をすべて求めよ.
2019-10461-0102
【2】 a ,b を定数とし, 3 次関数 f⁡( x)= x3- 3⁢a⁢ x2+ 3⁢b⁢ x-a⁢ b を考える.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 整式 f⁡( x) を整式 13 ⁢ f′ ⁡( x) で割り,商と余りを求めよ.
(2) f⁡( x) が極値を持つために a , b が満たすべき条件を求めよ.
(3) f⁡( x) が x =α で極大値 0 をとるような定数 a の範囲と定数 α の値を求めよ.
2019-10461-0103
教育,理(物理,化,生物科,地球科学科),工,農,情報(情報科学科)学部,地域創造学環
【3】 平面上に ▵ABC がある.実数 x , y に対して,点 P が
3⁢PA →+4 ⁢PB→ +5⁢ PC→ =x⁢AB →+y ⁢AC→
を満たすものとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) x=y =0 のとき, ▵PAB ,▵PBC , ▵PCA の面積比を求めよ.
(2) 点 P が ▵ABC の周および内部にあるとき,点 ( x,y ) が存在する範囲を x y 平面上に図示せよ.
(3) (2)をみたす点 ( x,y ) のうち ▵PAB , ▵PBC , ▵PCA の面積比が 1 :2:3 となる点 ( x,y ) を求めよ.
(4) 線分 BC を 2 :1 に外分する点を D とする.点 P が線分 CD 上(両端を含む)にあるとき,点 ( x,y ) が存在する範囲を x y 平面上に図示せよ.
2019-10461-0104
数学入試問題さんの解答(PDF)へ
教育,理(生物科,地球科学科),農学部,地域創造学環
【4】 一般に,実数 a に対して, a を超えない最大の整数,すなわち, n≦a< n+1 を満たす整数 n を, a の整数部分といい, a-n を a の小数部分という. x>1 に対し log2⁡ x の整数部分を f⁡( x) , 小数部分を g⁡( x) とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) f⁡( 645 ), g⁡( 645 ), f⁡( 2019) をそれぞれ求めよ.
(2) f⁡( x+1) =f⁡( x) であるとき, g⁡( x+1) >g⁡( x) が成り立つことを示せ.
(3) f⁡( x+1) =f⁡( x)+ 1 であるとき, g⁡( x+1) <g⁡( x) が成り立つことを示せ.
2019-10461-0105
理(数,物理,化学科),工,情報(情報科学科)学部
【1】 数列 { an } を次のように定める.
a1 =2 , an+1 =a n3⁢ 4n ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ )
このとき,次の問いに答えよ.
(1) bn= log2⁡ an とするとき, bn+ 1 を b n を用いて表せ.
(2) α ,β を定数とし f⁡( n)= α⁢n+ β とする.このとき, bn+ 1- f⁡( n+1) =3⁢{ bn- f⁡( n) } が成り立つように α , β を定めよ.
(3) 数列 { an }, {bn } の一般項をそれぞれ求めよ.
2019-10461-0106
理(数学科)学部
【2】 f⁡( x)= ex⁢ sin⁡x , g⁡( x)= a⁢sin⁡ x とする.ただし a は 0 以上の実数とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) b を定数とし
I= ∫0b e 2⁢x ⁢cos⁡ 2⁢x⁢ dx , J= ∫0b e2 ⁢x⁢ sin⁡2⁢ x⁢dx
とおく.このとき,
I+J= 12 ⁢ e2⁢b ⁢sin⁡ 2⁢b , I-J= 12 ⁢( e2⁢ b⁢cos ⁡2⁢b -1)
が成り立つことを示し, I と J を求めよ.
(2) f⁡( x)= g⁡( x) を満たす正の実数のうち最小のものを求めよ.
(3) (2)で求めた実数を x 0 とする. 0≦x ≦x0 の範囲で 2 曲線 y =f⁡( x) , y=g ⁡(x ) で囲まれた図形を x 軸の周りに 1 回転してできる回転体の体積 V ⁡(a ) を求めよ.
2019-10461-0107
【3】 c1 →= (1, 2) , c2 →= (5, 4) を x y 平面上の原点を始点とする位置ベクトルとし, C1 , C2 をそれぞれベクトル方程式 | p→ -c1 → |=2 , |p →- c2→ |=2 で与えられた点とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 円 C 1 の中心と円 C 2 の中心を通る直線 l のベクトル方程式を求めよ.
(2) 円 C 1 と円 C 2 の両方に接する直線のうち l と平行であるものは 2 本ある.それらの直線と C 1 との接点を求めよ.
(3) 円 C 1 と円 C 2 の両方に接する直線のうち l と平行でないものは 2 本ある.それらの直線のうち方向ベクトルが ( 0,1 ) でないものを m とする.このとき m と C 1 との接点および m の方向ベクトルを求めよ.
2019-10461-0108
【4】 a , b , c を 0 から 9 までの整数とし,整数 n =100⁢a +10⁢b +c を考える.このとき,次の問いに答えよ.
(1) n が 7 の倍数であるための必要十分条件は 10 ⁢a+b- 2⁢c が 7 の倍数であることを示せ.
(2) a≠b , a=c であるとき, n が 7 の倍数となるような a と b の組は何通りあるか.
(3) a=b , a≠c であるとき, n が 7 の倍数となるような a と c の組は何通りあるか.
(4) 0 から 9 までの 10 枚のカードの中から,無作為に 3 枚を選んで並べて数を表すことにする.例えば 8 3 1 は 831 とし, 0 4 9 は 49 とする.並べた数 a b c が 7 の倍数である確率を求めよ.
2019-10461-0109
理(物理,化学科),工,情報(情報科学科)学部
【2】 0≦x≦ 2⁢π の範囲で f⁡( x)= ex⁢ sin⁡x , g⁡( x)= ex⁢ cos⁡x を考える.このとき,次の問いに答えよ.
(1) f⁡( x) , g⁡( x) の極値を求めよ.
(2) 2 曲線 y =f⁡( x) , y=g⁡ (x ) で囲まれた図形の面積を求めよ.
(3) 0≦x ≦ π4 の範囲で, 2 曲線 y =f⁡( x) , y =g⁡( x) と y 軸で囲まれた図形を x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積を求めよ.