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2019-10961-0201
2019 鹿児島大学 AO理学部
数理情報科学プログラム
易□ 並□ 難□
【1】 次の各問いに答えよ.
(1) x に関する方程式
x2-6 ⁢x-9= |5⁢x+ 3|
の実数解をすべて求めよ.
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(2) コインを 5 回投げたとき,表が 2 回以上出て,裏が 1 回以上出る確率を求めよ.
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(3) a, b, c, d を実数とする.次の不等式を示せ.
(a+ c)2+ (b+d )2≦ a2+b 2+c2 +d2
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(4) (1-i )2018 を簡単にせよ.ただし i は虚数単位とする.
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【2】 三角形 ABC とその重心 G を考える. B<C のとき次が成立することを示せ.ただし B , C の大きさをそれぞれ B , C で表す.
(1) sin⁡B<sin ⁡C
(2) AB>AC
(3) BA→⋅ BC→> CA→⋅ CB→
(4) BG>CG
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【3】 n を自然数とし,実数全体を定義域とする関数 fn ⁡(x ) を
fn⁡( x)=1+ 11 !⁢x +12 !⁢ x2+⋯ +1n !⁢ xn
と定める.次を証明せよ.
(1) f3⁡( x) は単調増加である.
(2) x に関する方程式 f3 ⁡(x) =0 は -2< x<-1 の範囲に解をもつ.
(3) すべての実数 x に対して f4 ⁡(x) >0 である.
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【4】 数列 {a n} が
a1= 12 , an+1 ={- 32 ⁢an+ 52 (a n>0 のとき) -32 ⁢an -52 (an <0 のとき) (n= 1,2 ,3 ,⋯ )
で定められているとする.次の各問いに答えよ.
(1) a2 , a3 , a4 の値を求めよ.
(2) 数学的帰納法を用いて, 2n⁢a n が奇数であることを示せ.
(3) m を自然数とする. am>0 ならば,
|am +1-1 |= 32⁢ |am -1|
が成り立つことを示せ.
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【5】 n は 0 以上の整数とする.次の各問いに答えよ.
(1) 0 以上の整数 p , q, r の組 (p ,q,r) で p+q +r=6 と p≦q ≦r を満たすものをすべて挙げよ.
(2) 0 以上の整数 p , q, r が p+q +r=n と p≦q ≦r を満たすならば, p≦1 3⁢n であることを示せ.
(3) p は 0≦p ≦13 ⁢n を満たす整数とする.整数 q , r の組 (q ,r) で p+q +r=n と p≦q ≦r を満たすものの総数を, n, p を用いて表せ. n-p が偶数のときと奇数のときに分けて答えよ.
(4) n が 6 の倍数で n=6 ⁢m と表されるとき, 0 以上の整数 p , q, r の組 (p ,q,r ) で p+q +r=n と p≦q ≦r を満たすものの総数を m を用いて表せ.