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2019 首都大学東京 後期

都市教養(化学除く),都市環境,システムデザイン学部

易□ 並□ 難□

【1】  p を素数とする.以下の問いに答えなさい.

(1)  r p より小さい自然数とする.このとき, p r の階乗 r ! の素因数ではないことを示しなさい.

(2)  r p より小さい自然数とする.このとき,

Cr p r!=p (p -1) (p- r+1 )

であることを利用して, Cr p p の倍数であることを示しなさい.

(3)  n が自然数のとき, np- n p の倍数であることを,数学的帰納法を用いて証明しなさい.

2019 首都大学東京 後期

都市教養(化学除く),都市環境,システムデザイン学部

易□ 並□ 難□

【2】 双曲線 x 2-2 y2= 1 C とする.以下の問いに答えなさい.

(1) 双曲線 C 上の点 ( 3,2 ) における接線 l の方程式を求めなさい.

(2)  t=z+ x2 -1 とおく. d x dt t の式で表しなさい.

(3) (1)で求めた接線 l x 軸および双曲線 C で囲まれる部分の面積を求めなさい.

2019 首都大学東京 後期

都市教養(建築除く),都市環境,システムデザイン学部

易□ 並□ 難□

【3】 空間の点 A ( 0,-1 ,0) B ( 0,0, 1) を考える.実数 t 0 <t< 14 の範囲を動くものとし,動点 P の座標を ( cos2 πt, sin2 πt, 0) とする.線分 PB sin 2 πt: (1- sin2 πt ) に内分する点を R とする.以下の問いに答えなさい.

(1)  R の座標を t の式で表しなさい.

(2)  s=sin 2π t とおく. O を原点とするとき三角形 OAR の面積を ( 実数) ×( s 4 次式 ) の形に表しなさい. 4 次の項の係数は 1 または - 1 とすること.

(3)  s= 12 のとき三角形 OAR の面積が最小になることを示しなさい.また,そのときの t の値と三角形 OAR の面積を答えなさい.

2019 首都大学東京 後期

都市教養(化学,建築除く),都市環境,システムデザイン学部

易□ 並□ 難□

【4】 直線上に 3 A B C がこの順にあるとする.点 P は点 A B C のどこかにいるとする.以下の規則に従って点 P を動かす.

(ⅰ) 点 P が点 A にいるとき, 1 個のさいころを 1 回投げ,さいころの目が偶数ならそのまま点 A に残り,奇数なら点 B に移動する.

(ⅱ) 点 P が点 B にいるとき, 1 個のさいころを 1 回投げ,さいころの目が 1 または 2 なら点 A に移動し, 3 または 4 ならそのまま点 B に残り, 5 または 6 なら点 C に移動する.

(ⅲ) 点 P が点 C にいるとき, 1 個のさいころを 1 回投げ,さいころの目が偶数ならそのまま点 C に残り,奇数なら点 B に移動する.

P は最初は点 A にいるものとして, 1 個のさいころを n 回投げたあとに,点 P が点 A B C にいる確率をそれぞれ pn qn rn とする.以下の問いに答えなさい.

(1)  p2 q2 r2 を求めなさい.

(2)  sn= 3pn -4 qn+3 rn tn= pn- rn とおく. sn tn を求めなさい.

(3)  pn qn rn を求めなさい.

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