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【1】(2) 複素数がおよびを満たすとき,である.
【1】(3) 平面上のベクトルをとし,実数に対しとする.実数の関数の導関数をとを用いて表すと,である.が実数全体を動くとき,の最大値はである.
【3】 を以上の自然数とする.数字のからが書かれたカードが枚ずつ,合計枚のカードが入った箱がある.この箱の中からカードを枚ずつ取り出し,つの連続した数字のカードが取り出されたところで終了する.ただし,一度取り出したカードは箱に戻さないものとする.例えば,の場合で
の順で取り出したとき,つの連続した数字のカードが取り出されたので,枚目で終了する.
(1) の場合を考える.枚目で終了する確率はであり,枚目で終了する確率はである.枚目で終了するという条件の下で,枚目のカードに書かれた数字がである条件付き確率はである.
(2) の場合を考える.枚目で終了し,かつ,取り出したカードに書かれたつの数字が連続している確率をを用いて表すととなる.また,枚目で終了する確率をを用いて表すととなる.
【4】 正の実数に対し,連立不等式の表す領域をとする.ただし,は自然数の底である.図のように領域内に長方形を次の規則に従って配置する.
1. は,領域内に含まれ,下側の辺が軸上にあり,左側の辺が軸上にある長方形のうち,面積が最大となる長方形である.
2. は,領域内に含まれ,下側の辺が軸上にあり,左側の辺がの右側の辺上にある長方形のうち,面積が最大となる長方形である.
3. 以降同様にして,に対しは,領域内に含まれ,下側の辺が軸上にあり,左側の辺がの右側の辺上にある長方形のうち,面積が最大となる長方形である.
長方形の面積をとする.
(1) 関数は,で最大値をとる.よってである.
(2) 長方形の右下の頂点の座標をとを用いて表すとである.求める過程を解答欄(2)に記入しなさい.
(3) をとを用いて表すとである.また,となるとき,である.
【5】 空間内の図形は,である正四角錐とする.ただし,正四角錐とは,頂点が底面が正方形でつの側面が合同な二等辺三角形となる四角錐のことをいう.
(1) 点から平面に垂線を下ろし,平面との交点をとする.としたとき,線分の長さをを用いて表すとである.また,正四角錐の体積をを用いて表すとである.
以下,であり,点は固定されているとする.
(2) 図形が正四角錐であるという条件を満たしながら,点が動くとき,正四角錐の体積の最大値はである.
(3) 正四角錐の体積がであるという条件を満たしながら,点が動くとする.このとき,の周および内部が通過しうる範囲をの周および内部が通過しうる範囲をとする.の体積はであり,との共通部分の体積はである.