2022 東京海洋大学 前期海洋工学部

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2022 東京海洋大学 前期海洋工学部

配点25点

易□ 並□ 難□

【1】  0θ <2π を満たす θ に対して, O を原点とする座標平面上に 2 A (1+ cosθ, sinθ ) B (2 cos2 θ,2 sin2 θ) をとる.

(1)  θ 0 θ<2 π を動くとき, A の軌跡を求めよ.

(2) 線分 OA の長さを cos θ2 を用いて表せ.

(3)  0<θ < π2 のとき, ▵AOB の面積 S θ を用いて表せ.

(4) (3)のとき, S=2 sinθ となる θ の値を求めよ.

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配点25点

易□ 並□ 難□

【2】 座標平面上で,点 ( s,t) から放物線 y =x2- 3x- 2 へ異なる 2 本の接線が引けるとき,接点を A B とする.ただし, x 座標が大きい方を A とする.

(1)  A B x 座標を s t を用いて表せ.

(2) 線分 AB の長さ L s t を用いて表せ.

(3)  (s, t) が直線 y =-3 x-2 の上を動くとき, s1 での L の最小値を求めよ.

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配点25点

易□ 並□ 難□

2022年東京海洋大前期海洋工学部【3】2022102810203の図

【3】 図のような六面体 ABCDE の辺上を動く点 P がある. P は,頂点 A を出発点とし, 1 回の移動で,そのときにいる頂点から 1 辺で結ばれた隣の頂点のいずれか 1 つに等確率で移動する.ただし,同じ頂点に留まることはないとする. n=1 2 3 に対して, P n 回目の移動後に A B C D E にいる確率を,それぞれ a n bn cn dn en とする.例えば, A から 1 辺で結ばれた隣の頂点とは, B C D であり, 1 回目の移動で P はこのいずれか 1 つに等確率で移動する.従って, a1= e1= 0 b1= c1= d1= 13 である.

(1)  a2 b2 c2 d2 e2 を求めよ.

(2)  an+ 1 bn+ 1 cn+ 1 dn+ 1 en+ 1 を, an bn cn dn en を用いて表せ.

(3) 数学的帰納法を用いて, bn= cn= dn n=1 2 3 が成り立つことを証明せよ.

(4)  qn= bn+ 1-b n とおくとき, qn n を用いて表せ.

(5)  n=2 3 4 に対して, an bn n を用いて表せ.

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配点25点

【4-Ⅰ】と【4-Ⅱ】から選択

易□ 並□ 難□

【4-Ⅰ】 実数 a に対して, f( a) を次で定める.

f( a)= aa+1 | x2 1| dx - aa+1 | |x |-1 | dx

(1)  f( -2) f ( 12 ) の値を求めよ.

(2)  a の値により場合分けして, f( a) を求めよ.

(3)  f( a) の最小値を求めよ.

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配点25点

【4-Ⅰ】と【4-Ⅱ】から選択

易□ 並□ 難□

【4-Ⅱ】  e を自然対数の底とする. 1<a< e を満たす実数 a に対して,曲線 C y= ex と直線 l y=a および y 軸で囲まれる図形の面積を S 1 とし, C l および直線 x =1 で囲まれる図形の面積を S 2 とする.

(1)  C l の交点の座標を求めよ.

(2)  S1= S2 となる a の値を求めよ.

(3)  a 1 <a<e の範囲を動くとき, S1+ S2 の最小値とそのときの a の値を求めよ.

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