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2022-10861-0201
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF4頁)へ
2022 佐賀大学 後期
理工.農学部
易□ 並□ 難□
【1】 座標平面上において,原点 O (0, 0) を中心とする半径 2 の円を C とし,点 P 1 (1 ,0) , P2 (-1 ,0) を中心とする半径 1 の円をそれぞれ C 1 , C2 とする.さらに,円 C 3 は C に内接して, C1 と C 2 に外接し, C3 の中心を P 3 とするとき,その y 座標が正であるとする.次の問に答えよ.
(1) 円 C 3 の半径を r とする. ▵ O P1 P3 が直角三角形になることを用いて, r の値を求めよ.
(2) 円 C 4 は C に内接して, C1 と C 3 に外接し,さらに C 4 の中心の x 座標が正であるとする. C4 の中心を P 4 とし, ∠P 1O P4 を α , ∠ P3 OP 4 を β とおく. C4 の半径を s とするとき, cos⁡α と cos ⁡β を s を用いて表せ.
(3) (2)の α , β , s について, cos2 ⁡α+ cos2⁡ β と s の値を求めよ.
2022-10861-0202
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF5頁)へ
理工,農学部
【2】 a を 1 以上 9 以下の整数とする.箱の中に
20 ポイントのくじ 2 本
10 ポイントのくじ a 本
5 ポイントのくじ 8 本
0 ポイントのくじ ( 10-a ) 本
の合計 20 本のくじを入れてよくかき混ぜる.この箱の中から同時に引いた 2 本のくじのポイントの和を獲得ポイントとするとき,次の問に答えよ.
(1) a=5 のとき,獲得ポイントが正である確率を求めよ.
(2) a=5 とする.獲得ポイントが 20 であったとき,引いたくじの中に 10 ポイントのくじが含まれている確率を求めよ.
(3) a を 1 以上 9 以下の整数とするとき,獲得ポイントが 20 である確率を a を用いて表せ.さらに,この確率が最小となる a の値をすべて求めよ.
2022-10861-0203
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理工学部
【3】 r を正の定数とする.座標平面上を運動する点 P の座標 ( x,y) が,時刻 t の関数として
x=1- r⁢cos⁡ t, y=r⁢ (sin⁡ t-t ) ( 0≦t≦ 2⁢π )
で表されるとき,次の問に答えよ.
(1) 点 P の速度 v → と加速度 α → を求めよ.
(2) (1)の α → の大きさ | α→ | は一定であることを示せ.
(3) t=π から t =3 2⁢ π までの間に点 P が動く道のりを求めよ.
2022-10861-0204
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【4】 α= 6+ 2⁢i 4 とするとき,次の問に答えよ.
(1) 整数 n について, αn を極形式で表せ.
(2)
| αn| > 132
を満たす正の整数 n のうち,最大のものを n 1 とする. n1 の値を求めよ.
(3) α の共役複素数を α ‾ とし
| αn+ ( α‾ ) n| > 116
を満たす正の整数 n のうち,最大のものを n 2 とする. n2 の値を求めよ.
2022-10861-0205
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF8頁)へ
農学部
【3】 次の問に答えよ.
(1) 一般項が S n=2n ⁢n で表される数列 { Sn } について
Sn+ 1−S n=2n ⁢P1 ⁡( n) ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
を満たす整式 P 1⁡( x) を求めよ.
また,この P 1⁡( x) について
∑ k=1n 2k ⁢P1 ⁡(k )=2 n⁢P 2⁡( n)+ a ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
を満たす整式 P 2⁡( x) と定数 a の値を求めよ.
∑ k=1 n2 k⁢k= 2n⁢ Q⁡( n)+ b ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
を満たす整式 Q ⁡(x ) と定数 b の値を求めよ.
(3) 一般項が T n=2 n⁢n 2 で表される数列 { Tn } について
Tn+ 1−T n=2n ⁢R1 ⁡(n ) ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
を満たす整式 R 1⁡( x) を求めよ.
さらに
∑ k=1n 2k ⁢k2 =2n ⁢R2⁡ (n) +c ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
を満たす整式 R 2⁡( x) と定数 c の値を求めよ.
2022-10861-0206
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF9頁)へ
【4】 関数 x 2−3 ⁢x の不定積分の 1 つを f ⁡(x ) とし,関数 g ⁡(t ) を
g ⁡(t )=f⁡ (3⁢ t+3) −f⁡( t)
で定める.次の問に答えよ.
(1) g⁡( t) を t の整式として表せ.
(2) 関数 g ⁡(t ) の増減を調べ,極値を与える t の値を求めよ.
(3) 方程式 g ⁡(t )=0 のすべての実数解を求めよ.