2022 名古屋市立大 後期

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2022 名古屋市立大 後期

総合生命理学部

易□ 並□ 難□

【1】  f( x)= 23 x+sin π x とする.直線 l y=2 3 x と曲線 C y=f (x ) および楕円 D 4 x2+ y2= 16 について,次の問いに答えよ.

(1) 直線 l と楕円 D の共有点の座標を求めよ.

(2) 直線 l と曲線 C の共有点の座標を求めよ.

(3) 関数 f (x ) は常に単調に増加することを示せ.必要ならば, 3<π <3.2 であることを用いてもよい.

(4) 次の連立不等式の表す領域の面積を求めよ.

{ y2 3x y2 3x +sinπ x 4x 2+y 216

(5) 次の連立不等式の表す領域の面積を求めよ.

{ x0 y2 3x +sinπ x 4x 2+y 216

2022 名古屋市立大 後期

総合生命理,経済学部

易□ 並□ 難□

【2】 実数 t 0 <t<1 を満たすとする. ▵OAB において辺 OA 上で OP =t OA となる点を P OB 上で OQ =t 2OB となる点を Q AB 上で AR= t2 AB となる点を R とする.また,線分 QR の中点を M とする. OA =a OB b ▵OAB の面積を S とするとき,次の問いに答えよ.

(1)  OM t a b を用いて表せ.

(2)  ▵APR の面積を t S を用いて表せ.

(3)  ▵PQM の面積が最大になるときの t の値を求めよ.また,そのときの ▵PQM の面積を S を用いて表せ.

2022 名古屋市立大 後期

総合生命理,経済学部

易□ 並□ 難□

【3】 座標平面上で, x 座標の値と y 座標の値がともに整数である点 ( x,y ) を格子点という.格子点 ( x,y ) に対し,座標が ( x,y+1 ) (x, y-1) (x- 1,y ) (x+ 1,y ) である点を,それぞれ上,下,左,右の隣接格子点という.座標平面上で,点 P 1 回につき上下左右いずれかの隣接格子点に移動する.点 P は以下の手順に従って移動を繰り返すものとする.

(a) はじめに点 P は原点 ( 0,0 ) にあり, k=1 とする.

(b) 右に k 回移動する.

(c) 上に 2 k 回移動する.

(d) 左に k 回移動する.

(e) 下に k 回移動する.

(f)  k 1 増やし,(b)に戻って,(b)〜(f)を繰り返す.

全部で n 回移動したときの点 P の座標を ( xn, yn ) で表す.例えば,

(x 1,y 1)= (1, 0) (x 2,y2 )= (1, 1) (x 3,y 3)= (1, 2) (x 4,y 4)= (0,2 ) (x 5,y 5)= (0,1 ) (x 6,y6 )=( 1,1 ) (x 7,y7 )= (2,1 ) (x 8,y8 )=( 2,2 )

である.また,数列 { an } a n=xn +yn と定義する.このとき,次の問いに答えよ.

(1) 点 P 100 回目に移動するときの k の値を求めよ.

(2)  a2022 を求めよ.

(3)  an 5000 を満たす n の最小値を求めよ.

2022 名古屋市立大 後期

総合生命理,経済学部

易□ 並□ 難□

【4】  1 から 10 までの異なる番号が書かれているカードが 1 枚ずつ計 10 枚袋に入っている.このとき,次の問いに答えよ.

(1)「袋からカードを 1 枚取り出して書かれている番号を記録し,そのカードを袋に戻さない」という試行を 4 回繰り返す.記録された4つの番号の最小値が偶数である確率を求めよ.

(2)「袋からカードを 1 枚取り出して書かれている番号を記録し,そのカードを袋に戻す」という試行を 4 回繰り返す.記録された 4 つの番号がすべて異なり,かつそれらの最小値が偶数である確率を求めよ.

2022 名古屋市立大 後期

経済学部

易□ 並□ 難□

【1】 次の連立不等式の表す領域の面積を求めよ.

(1)  { yx 2 yx

(2)  { yx 2 x2 +y2 12

(3)  { yx 2 yx x2+ y2 12

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