2022 慶応義塾大学 理工学部

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2022 慶応義塾大学 理工学部

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【1】(1)  a =(3 ,0,1 ) とする.空間のベクトル b c はともに大きさが 1 であり, a b b c c a とする.

(ⅰ)  p q r を実数とし, x =p a +q b+ rc とするとき,内積 x a x の大きさ |x | p q r を用いて表すと, x a = (ア) | x | = (イ) である.

(ⅱ)  (5, 0,z) =sa + (cos θ) b +(sin θ) c を満たす実数 s θ が存在するような実数 z 2 個あるが,それらをすべて求めると z = (ウ) である.

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2月12日実施

易□ 並□ 難□

【1】(2)  n を奇数とする. n [ 3 n+2 2 ] の積が 6 の倍数であるための必要十分条件は, n (エ) で割ったときの余りが (オ) となることである.ただし,実数 x に対し x を超えない最大の整数を [ x] と表す.また, (エ) (オ) 0 (オ) < (エ) を満たす整数である. (エ) (オ) を求める過程を解答欄(2)に記述しなさい.

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2月12日実施

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【2】  r を正の実数とし,円 C 1 (x- 2) 2+y 2=r 2 楕円 C 2 x29 +y 2=1 を考える.

(1) 円 C 1 と楕円 C 2 の共有点が存在するような r の値の範囲は (カ) r (キ) である.

(2)  r=1 のとき, C1 C 2 の共有点の座標をすべて求めると (ク) である.これらの共有点のうち y 座標が正となる点の y 座標を y 0 とする.連立不等式

{ ( x-2) 2+ y2 1 0y y0

の表す領域の面積は (ケ) である.

(3) 連立不等式

{ ( x-2) 2+ y2 1 x29 +y 21 y0

の表す領域を D とする. D y 軸のまわりに 1 回転させてできる立体の体積は (コ) である.

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【3】 最初に袋の中に白玉が 1 個入っている.次の規則に従って, 1 回の操作につき白玉または赤玉を 1 個ずつ加えていく.

1 回目の操作では,コインを投げ,表が出たときには赤玉を袋の中に 1 個加え,裏が出たときには白玉を袋の中に 1 個加える.

2 回目以降の操作では,コインを投げ,表が出たときには赤玉を袋の中に 1 個加え,裏が出たときには袋から玉を 1 個無作為に取り出し,その色を見てから袋に戻し,さらに同じ色の玉を袋の中に 1 個加える.

(1)  2 回目の操作を終えたとき,袋の中に白玉がちょうど 2 個入っている確率は (サ) である.

(2)  3 回目の操作を終えたとき,コインの表が 2 回,裏が 1 回出ていたという条件の下で,袋の中に白玉がちょうど 2 個入っている条件つき確率は (シ) である.

 以下, k 2 以上の整数とし, k 回目の操作を終えたときを考える.

(3) 袋の中に白玉のみが入っている確率は (ス) である.

(4)  1 回目の操作で赤玉を加えたという条件の下で,袋の中に白玉がちょうど k 個入っている条件つき確率は (セ) である.

(5) 袋の中に白玉がちょうど k 個入っている確率は (ソ) である.

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【4】 曲線 C y= ex を考える.

(1)  a b を実数とし, a0 とする.曲線 C と直線 y =ax +b が共有点をもつための a b の条件を求め,求める過程とともに解答欄(1)に記述しなさい.

(2) 正の実数 t に対し, C 上の点 A (t, et ) を中心とし,直線 y =x に接する円 D を考える.直線 y =x と円 D の接点 B x 座標は (タ) であり,円 D の半径は (チ) である.線分 AB 3 :2 に内分する点を P とし, P x 座標, y 座標をそれぞれ X (t ) Y( t) とする.このとき,等式

limt Y (t )-k X (t ) {X (t )} 2+ {Y (t) }2 =0

が成り立つような実数 k を求めると k = (ツ) である.ただし, limt te -t =0 である.

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【5】 半径 4 2 の球面 S 上に 3 A B C があり,線分 AB BC CA の長さはそれぞれ AB =4 6 BC=10 CA=6 とする.

(1)  cos∠ABC = (テ) である.平面 ABC で球面 S を切った切り口の円を T とする. T の半径は (ト) である.点 D が円 T 上を動くとき, ▵DAB の面積の最大値は (ナ) である.

(2) 球面 S の中心 O から平面 ABC に下ろした垂線 OH の長さは (ニ) である.

(3) 点 E が球面 S 上を動くとき,三角錐 EABC の体積の最大値は (ヌ) である.

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