【3】 の関数が印刷されているカード枚がつの袋に入っている.その内訳は,枚に枚に枚に枚にである.この袋からカードを枚取り出し,印刷されている関数を記録してから袋に戻すことを回繰り返したところ,記録の内訳はが回,が回,が回,が回であった.
(1) 記録された関数の実数における値をとおく.の平均値は,の値を定めるとそれに対応して値が定まるので,の関数である.この関数はのとき最小となり,その値はである.
(2) 記録された関数のからまでの定積分をとおく.の平均値はであり,分散はである.また,記録された関数のにおける値をとおくとき,個のデータの組の共分散はである.
(3) カードがすべて袋に入った状態から枚取り出したとき,印刷されている関数のにおける値が負である条件のもとで,その関数のからまでの定積分が負である条件付き確率はである.