2023 北見工業大学 後期

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2023 北見工業大学 後期

易□ 並□ 難□

【1】 以下の空欄(ⅰ)〜(ⅹ)をうめよ.なお,(10)については(a)〜(d)の中から適切なものを選べ.

(1)  y=log (x+ cosx ) の導関数は, y = (ⅰ) である.

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易□ 並□ 難□

【1】 以下の空欄(ⅰ)〜(ⅹ)をうめよ.なお,(10)については(a)〜(d)の中から適切なものを選べ.

(2) データ x 1 x2 xn の平均値が 40 標準偏差が 20 であるとする.正の実数 a と実数 b に対して,データ a x1 +b ax 2+b ax n+b の平均値が 80 標準偏差が 10 となるとき, (a, b)= (ⅱ) である.

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易□ 並□ 難□

【1】 以下の空欄(ⅰ)〜(ⅹ)をうめよ.なお,(10)については(a)〜(d)の中から適切なものを選べ.

(3) 表に A 裏に B と書かれたカードが 3 枚,表と裏の両面に A と書かれたカードが 2 枚ある.この 5 枚のカードを袋に入れ,無作為に 2 枚取り出して机に置くとき,置かれるカードの文字がともに A となる確率は (ⅲ) である.ただし,置かれるカードの表が出る確率と,裏が出る確率は等しいとする.

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易□ 並□ 難□

【1】 以下の空欄(ⅰ)〜(ⅹ)をうめよ.なお,(10)については(a)〜(d)の中から適切なものを選べ.

(4)  -1 1 xx+ 1dx = (ⅳ) である.

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【1】 以下の空欄(ⅰ)〜(ⅹ)をうめよ.なお,(10)については(a)〜(d)の中から適切なものを選べ.

(5)  1000 以上 2023 以下の自然数の中で, 3 4 の少なくとも一方で割り切れるものの個数は (ⅴ) である.

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【1】 以下の空欄(ⅰ)〜(ⅹ)をうめよ.なお,(10)については(a)〜(d)の中から適切なものを選べ.

(6)  limn 1 n3 k =12 n k2 = (ⅵ) である.

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【1】 以下の空欄(ⅰ)〜(ⅹ)をうめよ.なお,(10)については(a)〜(d)の中から適切なものを選べ.

(7)  sin π6 cos π6 tan π6 log π6 を小さい順に並べると (ⅶ) となる.

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易□ 並□ 難□

【1】 以下の空欄(ⅰ)〜(ⅹ)をうめよ.なお,(10)については(a)〜(d)の中から適切なものを選べ.

(8)  2log 2( x-2) 1+log 2( x-1 ) を満たす x のとり得る値の範囲は (ⅷ) である.

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【1】 以下の空欄(ⅰ)〜(ⅹ)をうめよ.なお,(10)については(a)〜(d)の中から適切なものを選べ.

(9)  θ= π15 のとき, (cos 2θ +isin 2θ )4 cos3 θ+i sin3 θ = (ⅸ) となる.

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【1】 以下の空欄(ⅰ)〜(ⅹ)をうめよ.なお,(10)については(a)〜(d)の中から適切なものを選べ.

(10)  x2+ 2x- 80 x2 7x+ 120 であるための (ⅹ)

(a) 必要十分条件である

(b) 十分条件であるが必要条件でない

(c) 必要条件であるが十分条件でない

(d) 必要条件でなく十分条件でもない

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【2】  4 次関数 f (x )=- x4+ 2x 2-1 について,以下の問いに答えよ.

(1)  f( x) の増減を調べよ.また, f( x) の極大値と,そのときの x の値をすべて求めよ.さらに, f( x) の極小値と,そのときの x の値をすべて求めよ.

(2) 曲線 y =f( x) の変曲点の座標をすべて求めよ.また,それぞれの変曲点における y =f( x) の接線の方程式を求めよ.

(3)  y=f (x ) のグラフが下に凸になる x の範囲を求めよ.

(4)  xy 平面内に曲線 y =f( x) の概形をかけ.さらに,(2)で求めた変曲点における接線を,曲線 y =f( x) と同じ x y 平面内にかけ.

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【3】  xy 平面において,円 x 2+y 2=1 E とする.また, k を正の実数とし,放物線 y =kx 2 H とする.さらに,円 E 上の点 P (s, t) における E の接線を l 1 とし,放物線 H 上の点 Q (u, ku2 ) における H の接線を l 2 とする.ただし, s>0 t<0 u>0 とする.放物線 H 接線 l 2 および y 軸で囲まれる図形の面積を A とする.以下の問いに答えよ.

(1) 接線 l1 l2 の方程式をそれぞれ求めよ.

(2)  t s を用いて表せ.

(3)  l1 l 2 が一致するとき, u k s を用いてそれぞれ表せ.

(4)  l1 l 2 が一致するとき,面積 A s を用いて表せ.

(5)  l1 l 2 が一致するとき,面積 A の最小値と,そのときの s の値を求めよ.

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【4】 以下のカーリングを題材にした課題と,それに対する北見さんの考察を読み,文章中の問1〜問4に答えよ.

課題

  xy 平面において,半径 1 の円をカーリングストーンとみなす.ストーン S 1 の中心は ( 4,0 ) に置かれているとする.プレイヤーは, y 軸上の好きな位置から, x 軸の正の方向にストーン S 2 を投げる.ただし,投げたストーンの中心が直線上を移動するものとする.このとき, S2 S 1 に当たるための条件を自由に考察せよ.

【北見さんの考察1】

 ストーン S 2 を投げる y 軸上の位置を ( 0,b ) とし, S2 の中心が直線 l y=a x+b 上の x 0 の範囲を動くとする.ただし, a b0 とする.ここにおいて, a>1 または b >2 ならば, S2 S 1 に当たらないことは明らかである.したがって, a b のとり得る値の範囲を,それぞれ 0 a1 0b 2 として考える.

 半径 1 中心 ( 4,0 ) の円の周および内部を C 1 とする.半径 1 の円の中心が l 上の x 0 の範囲を動くとき,その円の周および内部が通過する部分を C 2 とする. C1 C 2 の共通部分がある,すなわち, C1 C2 が空集合でないとき, S2 S 1 に当たると判定する.

問1

  a= 12 かつ b =0 のとき, S2 S 1 に当たるかどうかを答えよ.なお,証明はしなくてよい.

【北見さんの考察2】

 次に, S2 S 1 に当たるとき, a b が満たす条件を考える. a=0 ならば, S2 S 1 に当たるときの条件は, 0b 2 のすべてであることがすぐにわかる.

2023年北見工業大後期【4】2023100110113の図

  a>0 とする.また,直線 l と垂直に交わり,点 ( 4,0 ) を通る直線を n とし, l n の交点を P とする.点 ( 4,0 ) と直線 l の距離は,点 ( 4,0 ) と点 P の距離に等しい.

2023年北見工業大後期【4】2023100110113の図

問2

  a>0 のとき,点 ( 4,0 ) と直線 l の距離を a b を用いて表せ.

問3

  0a 1 0b 2 において, S2 S 1 に当たるとき, a b が満たす条件を求めよ.さらに,この条件が成立するような点 ( a,b ) の領域を a b 平面内に図示せよ.

【北見さんの考察3】

 問3で示した, S2 S 1 に当たる点 ( a,b ) の領域の面積を M とする.直線 l x 軸のなす角を θ とすると, a=tan θ であることを利用して, M の値を求めることができる.

問4

  M の値を求めよ.必要ならば,次の式が成り立つことを用いてよい.

a2 +1 da= tan θ 2cos θ + 12 cosθ

0a 1 0b 2 が表す部分の面積は 2 である.したがって,この中で, S2 S 1 に当たるような点の領域と,当たらないような点の領域の面積の比は M :(2 -M ) であると考えられる.

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