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2023-10270-0201
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2023 お茶の水女子大学 前期理学部選択
理(数学科)学部-数学専門Ⓐ
理(物理学科,情報学科)学部-数学Ⓑ
易□ 並□ 難□
【1】 n を 2 以上の整数として
fn ⁡(x )= ∫0 x⁡ (sin⁡ (n⁢ t)- sin⁡t )⁢ dt
とする.以下の問いに答えよ.
(1) 関数 y =f1 ⁡(x ) (0≦ x≦ π2 ) の増減を調べ,このグラフの概形をかけ.ただし,グラフの凹凸と変曲点については調べなくてよい.
(2) 関数 y =fn ⁡(x ) の 0 ≦x≦ π 2 における最大値を M n とおく.これを求めよ.
(3) (2)の M n について,極限 limn→ ∞M n を求めよ.
2023-10270-0202
【2】 右の図のように 1 辺の長さが 1 の正八面体 ABCDEF とその 8 つの面に接する球 S があり,動点 P , Q は,それぞれ辺 AE , 辺 BC 上を AP =BQ を満たしながら動く.
AP=BQ= t とし, AB→ , AC→ , AD→ をそれぞれ b→ , c→ , d→ として,以下の問いに答えよ.
(1) 球 S の半径を求めよ.
(2) AP→ , AQ→ を,それぞれ t , b→ , c→ , d→ を用いて表せ.
(3) 線分 PQ が球 S と 1 点で接するときの t の値を求めよ.その接点を M とするとき, AM→ を b→ , c→ , d→ を用いて表せ.
(4) M は(3)で与えた点とし, R は辺 AB 上の動点とする. | MR→ | +| RF→ | が最小となるときの点 R に対する AR → を b → を用いて表せ.
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【3】 以下の問いに答えよ.ただし,等号成立条件については答えなくてよい.
(1) 正の実数 a1 , a2 に対して,不等式
a1 ⁢a2 ≦ a1+ a2 2
を示せ.
(2) a1 , a2 , a3 を正の実数とする.関数
f⁡( x)= ( x +a1 +a2 3 )3 -a1 ⁢a2 ⁢x
の x ≧0 における増減を調べることで,不等式
a1 ⁢a2 ⁢a3 3≦ a1+ a2+ a33
(3) n を自然数, a1 , a2 , ⋯ . an を正の実数とする.このとき,不等式
a1 ⁢a2 ⋯an n≦ a1+ a2+ ⋯+a nn