【2】 である整式
に対して,
という整式をの反転式と呼ぶことにする.また,この問題ではという整式は考えないことにする.
(1) 整式に対して,が成立することを証明せよ.
(2) を整式とする.でない実数が方程式の解ならば,は方程式の解であることを証明せよ.
(3) の反転式はで,の反転式はである.このように反転式の反転式は元の式に戻ることが多いが,そうでないこともある.反転式の反転式が元の式に戻らない例を,具体的につあげよ.
(4) というつの整式にという関係が成立するとき,となることを証明せよ.