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2023 九州歯科大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

(1)  f( x) g( x) はともに実数全体で定義された実数値をとる関数とし, a を実数とする. f( x) g (x ) x =a で微分可能とするとき,次の空欄(ア)〜(ウ)を, f( a) g( a) f (a ) g (a ) のうち必要なものを用いて埋めよ.

f( x)+g (x ) f( x) g( x) f (x) g( x) (ただし g (a )0 いずれも x =a で微分可能で,

( f+g) (a) =( ア ) (f g) (a) =( イ )

( fg ) ( a)= ( ウ )

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【1】 次の問いに答えよ.

(2) 白玉 5 個,黒玉 2 個の 7 個の玉を左から右へ横 1 列に並べるとき,次の問いに答えよ.

 この 7 個の玉の並べ方は全部で何通りあるか.

 左から右へ横 1 列の玉の並びに対して, 1 番左側にある玉を 1 左から 2 番目にある玉を 2 左から 3 番目にある玉を 3 左から 7 番目にある玉を 7 と番号をつける.このように定めた番号について, 2 つある黒玉の番号の和を N とする. N=9 となる並べ方は何通りあるか.

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【1】 次の問いに答えよ.

(3) 三角形 ABC において, AB=2 +6 AC=2 3 ∠ABC= π3 のとき,次の問いに答えよ.

 次の式を計算せよ.

(6 -2) 2

  BC を求めよ.

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【2】 関数 f 1( x)

f1 (x) =x-1 2 e-x2 x>0

とし, 2 以上の自然数 n に対して,関数 f n( x)

fn (x) =xn2 -1 e-x2 x0

とする.ただし, e は自然対数の底を表し, 00= 1 とする.次の問いに答えよ.

(1)  y=x とおくことにより, 0<a< b となるすべての実数 a b に対して

ab 12π e- y22 dy = abg (x ) dx

を満たす区間 ( 0, ) で連続な関数 g (x ) を求めよ.さらに, x>0 に対して, g( x) を, f1 (x ) を用いて表せ.

(2) 実数 c >0 に対して,

0cf 4( x) dx

を計算せよ.また,

limc 0c f4( x) dx

を求めよ.ただし,実数 s> 0 のとき e x>s2 であることを証明なしに用いてよい.

(3) 自然数 m に対して,関数 h m( x)

hm (x) = 0xf 4( x-t) f2 m( t) dt x0

とおく. hm (x ) を計算せよ.さらに, hm (x ) を, f2 m+4 (x ) m を用いて表せ.

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【3】 実数 x に対して,関数 f (x )

f( x)={ 1 xが無理数のとき) -1 xが有理数のとき)

と定める.また,数列 { an }

an= [2 ×10n ] n=1 2 3

とおく.ただし, [ t] はガウス記号であり,実数 t に対し t- 1<[ t] t を満たす整数とする.さらに, 2 が無理数であることを証明なしに用いてよい.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  a1 の値を求めよ.

(2) 自然数 n に対して, 0 1 10n 2- an 10n の間の大小関係を求めよ.

(3)  limn an10n lim n f( an 10n ) の値をそれぞれ求めよ.さらに,次の(カ),(キ)のうちから正しいものを 1 つ選べ.

(カ)  f( x) x =2 で連続である

(キ)  f( x) x= 2 で連続でない

(4) 自然数 n に対して,

Sn= k=0 2×10 n-1 max{f (x) | k10n x k+ 110n } × 110n

sn= k=0 2×10 n-1 min{f (x) | k10n x k+ 110n } × 110n

とする.ただし, a<b を満たす実数 a b に対し, max{ f( x)| ax b} は閉区間 [a, b] における f (x ) の最大値を表し, min{ f( x)| ax b} は閉区間 [ a,b] における f (x ) の最小値を表す.このとき,極限値 lim n Sn と極限値 lim n sn をそれぞれ求めよ.

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