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【5】 右の図は,ある小学校の人の女子児童の年生の月に計測した身長を横軸に,年生の月に計測した身長を縦軸にとった散布図である.
(1) 次の図の(A)から(F)のうち,この人の女子児童の年生のときの身長と年生のときの身長の箱ひげ図として適切なものはである.
(2) この人の女子児童の年生のときと年生のときの身長をそれぞれとで表す各児童の年生のときの身長とそれらの平均値の差を年生のときの身長とそれらの平均値との差の倍で近似することを考える.ただし,は実数とする.近似の評価基準を近似誤差の乗の人全員分の和,つまり,
としたとき,は,年生のときの身長の分散年生のときの身長の分散年生のときの身長と年生のときの身長の共分散を用いて,の次関数として
と表すことができる.よってを最小にするはである.の最小値は,女子児童の年生のときと年生のときの身長の相関係数とを用いてと表せる.
また,上の散布図で示した女子児童の計測値で計算すると
であった.これらを用いてを最小にするを計算し,小数第位を四捨五入するとである.