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2023 慶応義塾大学 理工学部

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【1】(1)  f( x)= x4 とする. f( x) x =a における微分係数を,定義に従って求めなさい.計算過程も記述しなさい.

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2月12日実施

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【1】(2)  g( x)= |x| x 2+1 とする. g( x) x =0 で微分可能でないことを証明しなさい.

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2月12日実施

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【1】(3) 閉区間 [ 0,1 ] 上で定義された連続関数 h ( x) が,開区間 ( 0,1 ) で微分可能であり,この区間で常に h (x )<0 であるとする.このとき, h( x) が区間 [ 0,1 ] で減少することを,平均値の定理を用いて証明しなさい.

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2月12日実施

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【2】  k を正の実数とし,空間内に点 O (0, 0,0 ) A (4 k,-4 k,- 42 k) B (7, 5,-2 ) をとる.点 C O A B を含む平面上の点であり, OA=4 BC で,四角形 OACB OA を底辺とする台形であるとする.

(1)  cos∠AOB = (ア) である.台形 OACB の面積を k を用いて表すと (イ) となる.また,線分 AC の長さを k を用いて表すと (ウ) となる.

(2) 台形 OACB が円に内接するとき, k= (エ) である.

(3)  k= (エ) であるとし,直線 OB と直線 AC の交点を D とする. ▵OBP ▵ACP の面積が等しい,という条件を満たす空間内の点 P 全体は,点 D を通る 2 つの平面上の点全体から点 D を除いたものとなる.これら 2 つの平面のうち,線分 OA と交わらないものを α とする.点 O から平面 α に下ろした垂線の長さは (オ) である.

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【3】 何も入っていない 2 つの袋 A B がある.いま,「硬貨を 1 枚投げて表が出たら袋 A 裏が出たら袋 B を選び,以下のルールに従って選んだ袋の中に玉を入れる」という操作を繰り返す.

ルール

・選んだ袋の中に入っている玉の数がもう一方の袋の中に入っている玉の数より多いか, 2 つの袋の中に入っている玉の数が同じとき,選んだ袋の中に玉を 1 個入れる.

・選んだ袋の中に入っている玉の数がもう一方の袋の中に入っている玉の数より少ないとき,選んだ袋の中に入っている玉の数が,もう一方の袋の中に入っている玉の数と同じになるまで選んだ袋の中に玉を入れる.

たとえば,上の操作を 3 回行ったとき,硬貨が順に表,表,裏と出たとすると, A B 2 つの袋の中の玉の数は次のように変化する.

A 0 B 0 A 1 B 0 A 2 B 0 A 2 B 2

(1)  4 回目の操作を終えたとき,袋 A の中に 3 個以上の玉が入っている確率は (カ) である.また, 4 回目の操作を終えた時点で袋 A の中に 3 個以上の玉が入っているという条件の下で, 7 回目の操作を終えたとき袋 B の中に入っている玉の数が 3 個以下である条件付き確率は (キ) である.

(2)  n 回目の操作を終えたとき,袋 A の中に入っている玉の数のほうが,袋 B の中に入っている玉の数より多い確率を p n とする. pn+ 1 p n を用いて表すと pn+ 1= (ク) となり,これより p n n を用いて表すと pn= (ケ) となる.

(3)  n 回目 n4 の操作を終えたとき,袋 A の中に n -1 個以上の玉が入っている確率は (コ) であり, n-2 個以上の玉が入っている確率は (サ) である.

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【4】(1)  0x π2 において常に不等式 | b| |b+ 1-bcos x | が成り立つような実数 b の値の範囲は (シ) b (ス) である.

 以下, b (シ) b (ス) を満たす 0 でない実数とし,数列 { an }

an= 0π2 sinx ( cosx) n-1 ( b+1-b cosx )n dx n=1 2 3

で定義する.

(2)  limn bn an= 0 が成り立つことを証明しなさい.

(3)  a1 = (セ) である.

(4)  an+ 1 an n b を用いて表すと, an+ 1= (ソ) となる.

(5)  limn { 11 2- 1 22 2 +1 32 3 -+ (1 )n +1 n2 n }= (タ) である.

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【5】(1)  α ± 1 ではない複素数とする.複素数平面上で | α z+1 z+α | =2 を満たす点 z 全体からなる図形を C とする. C α (チ) を満たすとき直線となり, (チ) を満たさないとき円となる. α (チ) を満たさないとき,円 C の中心を α を用いて表すと (ツ) となる. α (チ) を満たすとき,直線 C 上の点 z のうち,その絶対値が最小となるものを α を用いて表すと (テ) となる.

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2月12日実施

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【5】(2)  f( x)=x - 1x とする.自然数 a b c の組で, ab c かつ f (a )+f (b )+f (c ) が自然数であるものの総数は, (ト) 個である.その中で f (a )+f (b )+f (c ) の値が最大になるのは ( a,b,c )= (ナ) のときである.

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