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2024 慶応義塾大学 経済学部

2月13日実施

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(1)  p を実数とする. x 2 次方程式 x2 -(p-9 )x-p +1=0 の解は整数 m n m<0 <n が成り立つとする.このとき mn +m+n= (1) (2) なので, m= (3) (4) n= (5) p= (6) (7) である.

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2月13日実施

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(2)  θ | θ|< π2 の範囲の定数とする. x=tanθ とおくと, x x2+1 = (8) (9) sin2 θ かつ 1x2+1 = (10) (11) (cos 2θ+1 ) であるので, y=x 2+3x+ 5x2+ 1 とすると,

y= (12) (13) sin(2 θ+α) + (14)

と表せる.ただし, cosα= (15) (16) sinα= (17) (18) である.また, |x| 1 に対応する θ の範囲が |θ | π(19) であることに注意すると, |x| 1 における y の取りうる値の最大値は (20) (21) (23) 最小値は (23) (24) である.

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2月13日実施

易□ 並□ 難□

【2】 袋の中に, 1 から 9 までの番号を重複なく 1 つずつ記入したカードが 9 枚入っている. A B C D 4 人のうち D がさいころを投げて, 1 の目が出たら A が, 2 または 3 の目が出たら B が,その他の目が出たら C が,袋の中からカードを 1 枚引き,カードに記入された番号を記録することを試行という.ただし, 1 度引いたカードは袋に戻さない.この試行を 3 回続けて行う.また, 1 回目の試行前の A B C の点数をそれぞれ 0 としたうえで,以下の(a),(b)に従い,各回の試行後の A B C の点数を定める.

(a) 各回の試行においてカードを引いた人は,その回の試行前の自分の点数に,その回の試行で記録した番号を加え,試行後の点数とする.

(b) 各回の試行においてカードを引いていない人は,その回の試行前の自分の点数を,そのまま試行後の点数とする.

(1)  1 回目の試行後, B の点数が 3 の倍数となる確率は (25) (26) である.ただし, 0 はすべての整数の倍数である.

(2)  2 回目の試行後, A B C のうち, 1 人だけの点数が 0 である確率は (27) (28) (29) (30) である.

(3)  2 回目の試行後の A の点数が 5 以上となる確率は (31) (32) (33) (34) である.

(4)  2 回目の試行後の A の点数が 5 以上であるとき, 3 回目の試行後の A B C の点数がすべて 5 以上である条件付き確率は (35) (36) (37) (38) (39) である.

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易□ 並□ 難□

【3】 実数 a に対して f (a) =12 ( 2a-2 -a ) とおく.また, A=2a とする.

(1) 等式 (A -1A )3 = (40) (A3 -1 A3) - (41) (A- 1A ) より,実数 a に対して

{f (a)} 3= (42) (43) f (3a )- (44) (45) f (a)

が成り立つ.

(2) 実数 a b に対して f( a)=b が成り立つならば, A=2a 2 次方程式

A2- (46) b A- (47) =0

を満たす. 2a>0 より, a b を用いて

a=log2 ( (48) b+b2 + (49) )

と表せる.つまり,任意の実数 b に対して f( a)=b となる実数 a が,ただ 1 つ定まる.

 以下,数列 {a n} に対して f (an )=bn n= 1 2 3 で定まる数列 {b n} が,関係式

4bn +13+ 3bn+ 1-bn =0 n= 12 3

を満たすとする.

(3)  から f( (50) a n+1) =f(a n) n= 1 2 3 となるので,(2)より, an= a1 (51) n-p n= 1 2 3 が得られる.ここで, p= (52) である.

(4)  n2 に対して, Sn= k=2 n3k- 1bk 3 とおく. cn=3 nbn n=1 2 3 で定まる数列 {c n} の階差数列を用いると, より,

Sn= (53) (54) b1 - (55) n (56) bn n= 2 3 4

となる.ゆえに, b1= 43 S5-108 が成り立つならば,

a1= (57) (58) (59) log 2 (60)

である.

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【4】  p q を正の実数とし, O を原点とする座標空間内に 3 A (3,- 3,0) B (3,3 ,0) C (p,0, q) をとる.ただし,四面体 OABC 1 辺の長さが 2 3 の正四面体であるとする.

(1)  p および q の値を求めよ.

 以下,点 ( 32,0 ,q2 ) に関して O A B C と対称な点を,それぞれ D E F G とする.

(2) 直線 DG と平面 ABC の交点 H の座標を求めよ.

(3) 直線 CB と平面 DEG の交点を I 直線 CA と平面 DFG の交点を J とする.四角形 CJHI の面積 S と四角錐 G‐CJHI の体積 V を,それぞれ求めよ.

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【5】  x を正の実数とする. m n は,それぞれ m log4 x8 nlog2 8x を満たす最大の整数とし,さらに, α=log4 x8 m β=log2 8x n とおく.

(1)  log2x を, m α を用いて表せ.

(2)  2α+β の取りうる値をすべて求めよ.

(3)  n=m-1 のとき, m n の値を求めよ.

(4)  n=m-1 となるために x が満たすべき必要十分条件を求めよ.

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【6】  a b p を実数とする.関数 f (x)= x3+a x2+b x+17 x=p で極大値, x=-4p で極小値をとり, f(- 2p)= -17 を満たすとする.

(1)  a b p の値,および f (x) の極大値 M 極小値 m を,それぞれ求めよ.

(2) (1)で求めた a b および 0t 5 を満たす実数 t に対して,区間 0x t における |f (x) | の最大値を g (t) とする. t の値について場合分けをして,それぞれの場合に g( t) を求めよ.

(3) (2)で求めた g( t) に対して,定積分 I= 05 g(t) dt を求めよ.

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