2024 慶応義塾大学 総合政策学部

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2024 慶応義塾大学 総合政策学部

2月17日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(1)  2 次方程式 x2 +2x-4 =0 の解を α β とするとき, α-1 α β-1 β を解にもつ 2 次方程式は

x2+ (1) (2) (3) (4) x+ (5) (6) (7) (8) =0

である.また, α2- 1α2 β2- 1β2 を解にもつ 2 次方程式は

x2+ (9) (10) (11) (12) (13) (14) x+ (15) (16) (17) (18) (19) (20) =0

である.

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2月17日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(2)  10 の階乗 10!= 1×2× ×10 を計算すると 3628800 であり,下の桁から 2 個の 0 が続く.同じように, 20 の階乗 20! は下の桁から (21) (22) 個の 0 が続く数, 100 の階乗 100! は下の桁から (23) (24) 個の 0 が続く数, 2024 の階乗 2024! は下の桁から (25) (26) (26) (27) 個の 0 が続く数となる.

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易□ 並□ 難□

【2】 負でない実数 t に対して定義される関数

f(t )= 92 t-3 01 |(x -t) (x-2 t)| dx

t の範囲に応じて多項式で書くと

(a)  0t< (28) (29) (30) (31) において

f(t )= (32) (33) t3 + (34) (35) t2 + (36) (37) t + (38) (39)

(b)  (28) (29) (30) (31) t < (40) (41) において

f(t )= (42) (43) t3+ (44) (45) t2 + (46) (47)

(c)  (40) (41) t において

f(t )= (48) (49) t2+ (50) (51) t+ (52) (53)

である.よって t= (54) (55) (56) (57) のとき, f(t ) は最大値 (58) (59) (60) (61) をとる.

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易□ 並□ 難□

【3】 スポーツなどの競技では,コイントスによって試合の先攻と後攻を決めることがある.通常,コイントスではコインの表と裏は等確率 12 で出ると仮定するが,異なる確率で表と裏が出るコインを考えることもできる.いま, 3:2 の比で表と裏が出るコインと 2:3 の比で表と裏が出るコインの 2 枚がある状況を考える.

(1) どちらか 1 枚のコインを無作為に選んでコイントスを行うとき,表が出る確率は (62) (63) (64) (65) である.

(2) どちらか 1 枚のコインを無作為に選んでコイントスを行ったところ,表が出た.このコインを使ってもう 1 回コイントスを行うとき,表が出る確率は (66) (67) (68) (69) である.

(3) どちらか 1 枚のコインを無作為に選んで 2 回コイントスを行ったところ, 2 回とも表が出た.このコインを使ってもう 1 回コイントスを行うとき,表が出る確率は (70) (71) (72) (73) である.

(4)  2 枚のコインを使って同時にコイントスを行うとき,両方のコインの表裏が同じになる確率は (74) (75) (76) (77) である.

(5)  2 枚のコインを使って同時にコイントスを行ったところ,一方のコインは表,もう一方のコインは裏が出た.表が出たコインを使ってもう 1 回コイントスを行うとき,表が出る確率は (78) (79) (80) (81) である.

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2024年慶応義塾大総合政策学部【4】2024133380604の図

【4】 点 O を中心とする半径 2 の球から点 O を中心とする半径 r r 0<r <2 を満たす実数)の球をくり抜いてできた立体 V がある.いま,点 O から下ろした垂線の長さが x x 0<x <2 を満たす実数)である平面 P で立体 V を切り, 2 つの立体に分ける. 2 つの立体のうち,体積の小さい方を V1 大きい方を V2 とする.

(1) 平面 P による立体 V の切り口の面積が π (2-r )2 であるとき, x= (82) (83) r2 + (84) (85) r である.

(2)  0<x<r のとき, V1 の体積は

(r2 + (86) (87) ) πx+ (88) (89) (90) (91) πr3 + (92) (93) (94) (95) π

であり, rx<2 のとき, V1 の体積は

(96) (97) (98) (99) πx 3+ (100) (101) πx + (102) (103) (104) (105) π

である.

(3)  x=r において V1 の体積と V2 の体積の比が 1:3 になるとき, r= (106) (107) + (108) (109) である.また, x=2 3r において V1 の体積と V2 の体積の比が 1:3 になるとき, r= (110) (111) + (112) (113) である.

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易□ 並□ 難□

【5】 実数 x y について,次の連立不等式があらわす領域を D とする.

{ x2+ y24 (2 x2- 2y) (x- 2y+2 )0

(x ,y) が領域 D を動くとき

(1)  x-2y

( (114) (115) (116) (117) 2, (118) (119) (120) (121) 2 ) において最大値 (122) (123) (124) (125) 2

( (126) (127) 2 , (128) (129) 2) において最小値 (130) (131) 2

をとる.

(2)  ax+y が点 ( 65 , 85) で最大となるような実数 a のとりうる値の範囲は

(132) (133) + (134) (135) 2 a (136) (137) (138) (139)

であり,この条件下で ax +y のとりうる値の範囲は

(140) (141) + (142) (143) 2 ax+y (144) (145) (146) (147)

である.

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