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2024 慶応義塾大学 環境情報学部

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【1】(1)  x y を正の実数とするとき

27x+ 3 xy2 +2 yx

は, x= (1) (2) (3) (4) y= (5) (6) (7) (8) において最小値 (9) (10) をとる.

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2月18日実施

易□ 並□ 難□

【1】(2) 実数 x y z

{ x>1 y>1 z>1 logx y+logy x+logy z+4logz y6 4x z+3x- 7y-5 z=-5

を満たしているとき

x= (11) (12) (13) (14) y= (15) (16) (17) (18) z= (19) (20) (21) (22)

である.

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2月18日実施

易□ 並□ 難□

【2】  bk を正の整数, bk-1 b1 b0 を負でない整数とする k は負でない整数であり, k=0 のときは正の整数 b0 のみを考える).正の整数 n に対して, bk bk-1 b1 b0

2k bk+2k -1b k1+ +22 b2+2 b1+b 0 = i=0k 2i bi=n

を満たすとき, bk ,bk-1 ,,b1 ,b0 n 2 べき乗表現と呼ぶことにする.これは 2 進法による数の表現と似ているが, 2 進法の場合とは異なり, bi i =0 1 k 2 以上の値も取りうる.そのため n2 において, n 2 べき乗表現は 1 通りではない.

(1)  n=3 2 べき乗表現は, 3 (23) , (24) 2 通りである.

(2)  3,2, 1 n= (25) (26) 2 べき乗表現である.

(3)  m を正の整数とするとき, 1 から m までの整数を順番に並べた 1,2,, m

2(m + (27) (28) ) + (29) (30) m+ (31) (32)

2 べき乗表現である.

(4)  n 2 べき乗表現の個数を an とすると

a4= (33) (34) a5= (35) (36) a6= (37) (38) a10= (39) (40) a20= (41) (42)

である.

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【3】 四面体 ABCD において, |AB | =3 |AC | =|AD | =| BC| =|BD | =4 |CD | =5 であるとき

AB AC= (43) (44) (45) (46) AC AD= (47) (48) (49) (50) AC BD= (51) (52)

である.ここで,頂点 D から ▵ABC に下ろした垂線の足を H とすると, AH AB AC を用いて

AH= (53) (54) (55) (56) AB + (57) (58) (59) (60) AC

とあらわすことができる.垂線 DH の長さは

(61) (62) (63) (64) (65) (66)

であるから,四面体 ABCD の体積は

(67) (68) (69) (70) (71) (72)

である.

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【4】 互いに直交する x 軸, y 軸, z 軸をもつ座標空間を xy z 空間と呼ぶ.

(1)  xyz 空間において,不等式

x2+ y2+z2 |x |

が定める立体の体積は (73) (74) (75) (76) π である.また,原点を中心とする球面がこの立体と共有点をもつとき,球面の半径の最大値は (77) (78) である.

(2)  xyz 空間において,不等式

x2+y 2+z2 |x |+| y|

が定める立体の体積は (79) (80) (81) (82) π である.また,原点を中心とする球面がこの立体と共有点をもつとき,球面の半径の最大値は (83) (84) である.

(3)  xyz 空間において,不等式

x2+y 2+z2 |x|+ |y|+ |z|- 14

が定める立体の体積は ( (85) (86) + (87) (88) (89) (90) (91) (92) )π である.また,原点を中心とする球面がこの立体と共有点をもつとき,球面の半径の最大値は (93) (94) (95) (96) (97) (98) + (99) (100) (101) (102) (103) (104) である(ただし, (97) (98) < (103) (104) とする).

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【5】(1)  6 つの大学による野球の総当たり戦を考える.総当たり戦では,どの 2 つの大学も 1 試合ずつ対戦し,試合ごとに引き分けなしで勝敗が決定する.いま,各大学の実力は拮抗していて,勝敗の確率は 12 ずつとする.このとき,全勝する大学が存在する確率は (105) (106) (107) (108) 全勝する大学と全敗する大学が両方存在する確率は (109) (110) (111) (112) (113) (114) どの大学も 1 試合は勝って 1 試合は負ける確率は (115) (116) (117) (118) (119) (120) である.

(2)  4 つの大学による野球の総当たり戦を考える.総当たり戦では,どの 2 つの大学も 1 試合ずつ対戦し,試合ごとに引き分けなしで勝敗が決定する.いま, 4 つの大学のうち K 大学の実力が他の 3 つの大学よりもまさっていて, K 大学が他の大学に勝つ確率は 34 負ける確率は 1 4 とする.一方で, K 大学以外の 3 つの大学の実力は拮抗していて,これらの大学同士の勝敗の確率は 12 ずつとする.このとき,全勝する大学が存在する確率は (121) (122) (123) (124) 全勝する大学と全敗する大学が両方存在する確率は (125) (126) (127) (128) どの大学も 1 試合は勝って 1 試合は負ける確率は (129) (130) (131) (132) である.

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