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1936 京都帝国大学 医学部
【1】 色神検査に際し緑色札 9 枚赤色札 1 枚中より赤色札を選ばしめたるに,或る男性被験者が赤色札を選び出したり.この被験者が赤緑色盲なる可能性(確率)は如何程なりや.但し赤緑色盲は男子にては 100 人中平均 3 人存在し,また色盲者は緑色札と赤色札とを区別し得ざるものとす.
【2】 次の平面曲線(直角座標)が漸近線を有するならば之を求めよ.
1) ( x2+y 2)3 =a⁢y 4
2) (x+ a)⁢ (3⁢ y2- x2) =-4⁢a ⁢x2
(式中 a は有限なる常数なり)
【3】 直角座標に関し,曲面 y 2+z2 =4⁢x と,平面 x =1 とにて囲まれたる立体の体積,並びに之に内接する最大なる直円塔の体積を求めよ.但し円塔の母線は x 軸に平行なりとす.