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1952 京都大学 全学部

一般数学

配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 ある定数について

e=1+ 1+ 12! + 13! + +1 10! + A11! 1<A< 3

であることが知られている.ここに n !=1× 2×3× ×n である.この式によつて, e の値は小数点以下何桁まで正しく求められるかを考え,その桁までの数値を求めよ.

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一般数学

配点50点

易□ 並□ 難□

【2】 一辺の長さが a の正方形 ABCD の頂点 A B C を中心として a を半径とする円を 3 つ書く.円 A B C の内部をそれぞれ赤,青,黄に塗ると,紫,緑,橙(だいだい)となる部分の面積の和はいかほどであるか.

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解析Ⅰ

配点50点

易□ 並□ 難□

【1】  x についての 2 次方程式 ( a-x) (b -x) -c2 =0 に於て, a b c は実数であるとする. c が定数 0 であると,この方程式が少なくとも 1 つの正根をもつためには, (a ,b ) を座標とする点は,どのような範囲になければならぬか.それを図で示せ.

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解析Ⅰ

配点50点

易□ 並□ 難□

【2】 長さが a cm のまっすぐな針金 AB を, A から x cm の点 C で直角におりまげる.次に CB 上の適当な点 D で再びおりまげて B A とを重ねる.このようにしてできた直角三角形の D における内角が 45 ° よりも大きくなるためには, x はどのような範囲にあるべきか.

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解析Ⅱ

配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 一つの直線上を 2 つの点 A B が同じ方向に動いている.時刻が t のときに点 A はこの直線上の定点から ( t5+ 8t ) cm のところにあり,点 B ( 4t 3+17 ) cm のところにある.この 2 A B は時刻が t =2 から 0.0035 経つ間に,その間隔は,およそ,どれほど増減するか.

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解析Ⅱ

配点50点

易□ 並□ 難□

【2】 底面の直径が 2 a cm 高さが h cm の直円錐に内接する直円柱の体積は,その高さの変化に応じて,どのように変化するか,その模様を図で示せ.

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幾何

配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 三角形 ABC が与えられている.この三角形のどの辺にも平行でない直線を l とする.頂点 A B C を通つて l に平行な直線を引き,これが BC CA AB 又はそれの延長と交わる点をそれぞれ D E F とすれば,三角形 DEF の面積が一定であることを証明せよ.

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幾何

配点50点

易□ 並□ 難□

【2】 点 C を中心とする円 K の外部に点 P を取り CP を直径とする円を書く.これと K との共通弦が CP と交わる点を R とする. K の直径で CP と直交するものを NS とし, NP K との交点を Q とすると, Q R S が同一直線上にあることを示せ.

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