【1】〔1〕 座標平面上の原点を中心とする半径の円に内接する正六角形の頂点を順にとし,の座標はは第象限にあるとする.このとき,
(1) ベクトルを成分で表すと
である.
(2) を実数とするとき,ベクトルの大きさが最小になるの値はで,そのときの最小値はである.
〔2〕 平面上に四角形がある.とし,とおく.
(1) の中点をとすると,だから,である.また,
である.
(2) 上に点をとり,との交点をとする.のとき,とを求めよう.
とおくと,
である.ゆえに,とからとなる.したがって,
である.また,である.