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【2】 大小枚のコインがある.どちらのコインも,表が出る確率はで裏が出る確率はである.ただし,とする.これら枚のコインを同時に投げ,その結果により,平面上の点を移動させるという操作を考える.その際の規則は,
点の座標は大きなコインが表のとき増え,裏のとき減り,
点の座標は小さなコインが表のとき増え,裏のとき減る
ものとする.
最初には原点にあるとして,次の問いに答えよ.
(1) 上の操作を回繰り返すとき,点が原点に戻る確率を求めよ.
(2) 上の操作を回繰り返すとき,回目に初めて点が原点に戻る確率を求めよ.
(3) 上の操作を回繰り返すあいだ中,点が常にかつを満たす範囲にとどまる確率を求めよ.