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【3】 は複素数,は実数でとする.複素数平面上において,(の表す点)を中心とした半径の円をとする.原点とを通る直線ととの交点をとする.
次のをとを用いた式でうめよ.
(1) である.
(2) 複素数が上にあるための必要十分条件はが次の等式(ア)を満たすことである.
(ア)
(3) が上にあるとき,原点とを通る直線がと交わる点をとする.ならば,円周角の定理よりとは相似である.
これより,
が成り立つ.したがって,との偏角の関係を考えれば,
が成り立つ.
が上を動けば,も上を動くから,に対する条件として,(ア)は次の(イ)と同値である.
(イ)
したがって,が上を動くとき,はを中心とした半径の円周上を動く.
【4】 をあらかじめ指定する自然数として,「つのコインを回続けて投げる」ことを回の試行とする.この試行を次の(ア)のように記録する.
(ア) ()が出るごとに,その直前に()が連続して出た回数を記録する.
例えば,のときならならならならならならならと記録し,なら空白(何も記録しない)とする.
次のをうめよ.
(1) のとき,回の試行の記録が
(2) 一般ので,回の試行の記録に現れる数字が,
(3) のとき,回の試行の記録に現れる数字が種類となる確率はである.
(4) のとき,回の試行の記録に,の数字がすべて回以上現れる確率を分子が奇数である分数で表せば,分母は分子はである.