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【3】 は実数で,とし,点を中心とする半径の円をとする.また,点を通り円に接する直線のうち軸でないものをとし,点を通り円に接する直線のうち軸でないものをとする.とが垂直であるときのの値を求めよう.
円の方程式は
である.
直線の傾きをそれぞれとすると,それらの方程式は
と表される.また,とが垂直であるから
である.
直線は円に接することから
が成り立つ.(とは解答の順序を問わない.)
同様に,直線が円に接することから
が成り立つ.(とは解答の順序を問わない.)
したがってより
である.
このとき,との交点をとすると,円と三角形について,.に当てはまるものを,次ののうちから一つ選べ.
【5】 下の表は,高校のあるクラス人について,数学と国語のテストの得点をまとめたものである.数学の得点を変量国語の得点を変量で表し,の平均値をそれぞれで表す.ただし,表の数値はすべて正確な値であり,四捨五入されていないものとする.
生徒番号 | |||||||
合計 | A | ||||||
平均 | B | ||||||
中央値 |
以下,小数の形で解答する場合は,指定された数の一つ下の桁を四捨五入し,解答せよ.途中で割り切れた場合は,指定された桁までにマークすること.
(1) 生徒番号の生徒のの値がであることに着目すると,表中のの値はであり,の値はである.
(2) 変量の分散はである.
(3) とおくと,この場合の変量の平均量はである.また,変量の分散は
の平均であるから
が成り立つ.ただし,については,当てはまるものを,次ののうちから一つ選べ.
(4) 変量と変量の相関図(散布図)として適切なものは,相関関係,平均値,中央値に注意すると,である.ただし,相関図(散布図)中の点は,度数を表す.に当てはまるものを,次ののうちから一つ選べ.
![]() |
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階級 | 高校 | 高校 |
以上 以下 | ||
計 |
さらに,高校の人の数学の得点と高校のあるクラス人の数学の得点を比較するために,それぞれの度数分布表を作ったところ,右のようになった.
(5) 二つの高校の得点の中央値については,に当てはまるものを,次ののうちから一つ選べ.
高校の方が大きい
高校の方が大きい
高校と高校で等しい
与えられた情報からはその大小を判定できない
(6) 度数分布表からわかる高校の得点の平均値のとり得る範囲は以上以下である.また,(1)より高校の得点の平均値はであるから,二つの高校の得点の平均値については,ただし,については,当てはまるものを,次ののうちから一つ選べ.
高校の方が大きい
高校の方が大きい
高校と高校で等しい
与えられた情報からはその大小を判定できない
(7) 次の記述のうち,誤っているものはである.に当てはまるものを,次ののうちから一つ選べ.
点未満の生徒の割合は,高校の方が大きい.
点以下の生徒の割合は,高校の方が大きい.
点以上の生徒の割合は,高校の方が大きい.
点以上の生徒の割合は,高校の方が大きい.
【6】 二分法を用いての乗根の近似値を計算するために,次の〔プログラム1〕を作った.
100 LET A=0
110 LET B=2
120 INPUT N
130 FOR I=1 TO N
140 LET C=(A+B)/2
150 LET D=C*C*C−5
160 IF D<0 THEN LET A=C
170 IF D>=0 THEN LET B=C
180 NEXT I
190 PRINT A
200 PRINT B
210 END
以下,小数の形で解答する場合は,指定された桁数の一つ下の桁を四捨五入し,解答せよ.途中で割り切れた場合は,指定された桁までにマークすること.
(1) 変数 N
にを入力したとき,出力される変数 A
の値はであり,変数 B
の値はである.
(2) 変数 N
にを入力したとき,出力される変数 A
と変数 B
の値の差 B-A
はである.
(3) 出力される変数 A
と変数 B
の値の差 B-A
が以下になるようにしたい.変数 N
に入力すべき整数のうち,最小のものはである.
(4) 次方程式の大きい方の解の近似値を求めるために,〔プログラム1〕の 150
行を
150 LET D=C*C-2:C-4
のように変更し,さらに 100
行と 110
行をのように変更した〔プログラム2〕を作った.に当てはまるものを,次ののうちから一つ選べ.
(5) (4)の〔プログラム2〕を変更して,次方程式の小さい方の解の近似値を求める.まず,〔プログラム2〕の 100
行と 110
行を
100 LET A=-2
110 LET B=-1
のように変更し,さらに 150
行から 170
行に変更を加えることを考える.次の変更のうち,N
に入力する値を大きくしても A
,B
の値が解に近づかないものはである.に当てはまるものを,次ののうちから一つ選べ.