Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2008年度一覧へ
大学別一覧へ
茨城大学一覧へ
2008-10161-0201
2008 茨城大学 後期
理(理学科数学・情報数理)学部
教育学部【2】の類題
易□ 並□ 難□
【1】 a を正の実数とする.等差数列 { bn } と等比数列 { cn } のはじめの 4 項は
b1 =c1 =a , b2= c2 , b3 ≠c3 , b4 =c4
を満たすものとする.次の各問に答えよ.
(1) 第 n 項 b n , cn を a と n を用いて表せ.
(2) 次の等式を示せ.
∑ k=1 n k2k =2- 2 +n2 n
(3) limn →∞ n 2n =0 を示せ.ただし,必要なら n ≧4 のとき 2 n≧n 2 であることを証明なしで用いてよい.
(4) 無限級数
∑ k=1 ∞ b k| ck| = b 1| c1 | + b2 |c 2| + b 3| c3 | +⋯
の和を求めよ.
2008-10161-0202
【2】 円 x 2+y 2=4 の第 1 象限 ( x>0 かつ y >0 の範囲)にある部分を C とする.曲線 C 上の点 P (a, b) に対して,点 Q (s, t) を
s>0 , t<0 , OP→ ⊥OQ→ , | OQ→ |= 2⁢b
によって定める.ただし, O は原点である.このとき,次の各問に答えよ.
(1) s および t を a , b を用いて表せ.
(2) 点 P が曲線 C 上を動くとき,点 Q のえがく図形を調べ,これを図示せよ.
(3) 点 P における C の接線を l とし,点 Q を通り OP → に平行な直線を m とする. 2 つの直線 l , m の交点を R とする.このとき, OR→ を OP → と OQ → を用いて表せ.
(4) s=2 のとき,点 P と点 R の座標を求めよ.ただし, R は(3)で定めた点である.
2008-10161-0203
【3】 関数
y=f⁡ (x) =x+ 3x ( x>0 )
の表す曲線を C とする.点 P (t,t +3 t) ( t>0 ) における曲線 C の接線を l とする. l と y 軸との交点を Q とし, l と直線 x =3 との交点を R とする.また O を原点, A を点 ( 3,0 ) とする.次の各問に答えよ.
(1) 曲線 C の概形をかけ.
(2) 点 Q と R の座標を求めよ.
(3) 点 R が点 A に一致するときの t の値を求めよ.
(4) 線分 OQ と線分 AR の長さの和を g ⁡(t ) とするとき,関数 g ⁡(t ) ( t>0 ) の増減表をかけ.
(5) 前問の関数 g ⁡(t ) について,定積分
∫ 1ee g⁡( t)⁢ dt
を求めよ.ここで, e は自然対数の底である.
《補足》 (4)の増減表については凹凸は調べなくてよい.
2008-10161-0204
理(数学・情報数理以外)学部
【1】 次の各小問に答えよ.
(1) 関数 f ⁡(x )=2 ⁢e3 ⁢x- 9⁢e 2⁢x +12⁢e x の極大値と極小値を求めよ.ただし, e は自然対数の底である.
2008-10161-0205
(2) 定積分 ∫0π x⁢sin 2⁡( 2⁢x) ⁢dx の値を求めよ.
2008-10161-0206
(3) 不定積分 ∫ 52⁢ x2-7 ⁢x+3 ⁢ dx を求めよ.
2008-10161-0207
理学部
(4) 4 つの成分がすべて 1 の 2 次の正方行列を A とする. 2 次の正方行列 X は ( A+X) ⁢(A -X) =A2 -X2 を満たし,さらに X の表す移動で点 ( 1,2 ) は点 ( 3,4 ) に移されるものとする.このとき行列 X を求めよ.
2008-10161-0208
【2】 n を自然数とする.曲線 C :y=x 2⁢n 上の点 ( 1,1 ) における接線を l とする.次の各問に答えよ.
(1) 直線 l の方程式を求めよ.
(2) 直線 l と x 軸との交点を通り, y 軸に平行な直線を m とする.直線 m と曲線 C の交点を P とするとき,直線 OP と曲線 C で囲む部分の面積 S n を求めよ.ただし, O は原点である.
(3) 前問で定めた S n について, limn→ ∞S n を求めよ.ただし,必要なら limt→ 0 (1+ t) 1t= e ( e は自然対数の底)となることを証明なしで用いてよい.
2008-10161-0209
【3】 曲線 y =x+ 1 を C 1 とする. 1 より大きい定数 r に対して,曲線 x2+ 4⁢y 2=r 2 ( y≧0 ) を C 2 とする.曲線 C 1 と C 2 の交点を P (a, b) とする.次の各問に答えよ.
(1) a , b を r を用いて表せ.
(2) 曲線 C 1 と 2 直線 x =-1 , y=b で囲まれた部分を x 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積を V 1 とする. V1 を r を用いて表せ.
(3) 次の連立不等式
x≧- 1 , y≧0 , y≦x +1 , x2+ 4⁢y2 ≦r2
で表される領域を x 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積を V 2 とする. V2 を r を用いて表せ.
(4) V2 =2⁢ V1 となるように r の値を定めよ.ただし, V1 , V2 は(2),(3)で求めたものである.
2008-10161-0210
工学部
冒頭に「解答欄の には答えのみを記入しなさい」とあり
【1】 次のように定義される数列 { an } について,極限 lim n→∞ an を求めよ.発散するときは「発散する」と解答せよ.
a1= 0, an+ 1= 2⁢a n+4 ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
2008-10161-0211
【2】 次の式で与えられる循環小数の計算結果を既約分数で答えよ.
0.12⋅ 3⋅ ×3.6 ⋅
2008-10161-0212
【3】 関数 y = 4⁢x +52 ⁢x+3 の逆関数を求めよ.
2008-10161-0213
【4】 極限 limx→ ∞{ 4⁢x 2+3⁢ x-2⁢ x} を求めよ.発散するときは「発散する」と解答せよ.
2008-10161-0214
【5】 x=sin⁡ θ⁢cos⁡ θ , y= cos⁡θ tan⁡θ のとき, θ= π3 における dydx の値を求めよ.
2008-10161-0215
【6】 関数 f ⁡(x )= log10⁡ x-4 の導関数を求めよ.
2008-10161-0216
【7】 関数 f ⁡(x )= x ⁢sin⁡x +1cos ⁡x について, f′ ⁡(π ) の値を求めよ.ただし, f′ ⁡(x ) は f ⁡(x ) の導関数である.
2008-10161-0217
【8】 関数 f ⁡(x )= ( x+3) 3⁢ (x- 5) 2 (x+ 1) 2⁢e x について, f′ ⁡(0 ) の値を求めよ.ただし, f′ ⁡(x ) は f ⁡(x ) の導関数である.また, e は自然対数の底である.
2008-10161-0218
【9】 不定積分 ∫ 6⁢x 2+x -1 x3- x⁢ dx を求めよ.ただし,積分定数は省略してもよい.
2008-10161-0219
【10】 以下の式の空欄を埋めよ.ただし, n は 2 以上の自然数とする.
∫ sinn ⁡x⁢ dx= + n -1n ⁢ ∫ sinn- 2⁡ x⁢dx
2008-10161-0220
【11】 f⁡( x)= 1 2⁢ (ex +e- x) とするとき,定積分 ∫-1 1 1+ {f ′⁡( x) }2 ⁢dx を求めよ.ただし, f′ ⁡(x ) は f ⁡(x ) の導関数である.また, e は自然対数の底である.
2008-10161-0221
【12】 以下の連立不等式によって表される領域を x 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積を求めよ.
{ x24 +y 2≦1 0 ≦y≦ x 2⁢3
2008-10161-0222
教育学部
【1】 さいころを 2 回投げる. 1 回目に出た目を m , 2 回目に出た目を n とし,関数
f⁡( x)= m⁢x2 +n⁢x +1
g⁡( x)= n⁢x2 +x+m
を考える. y=f⁡ (x ), y=g⁡ (x ) のグラフが異なる交点をちょうど 2 つもつ確率を求めよ.
2008-10161-0223
理(理学科数学・情報数理)学部【1】の類題
【2】 a を正の実数とする.等差数列 { bn } と等比数列 { cn } のはじめの 4 項は
(1) 数列 { bn } と { cn } の一般項を求めよ.
(2) 次の等式を証明せよ.
(3) ∑k=1 n b k| ck | を求めよ.
2008-10161-0224
【3】 3 次関数 f ⁡(x )= x3+ a⁢x2 +b⁢ x+c ( a , b , c は実数)が
f′ ⁡(2+ 73 )= f′⁡ (2- 7 3) =0
を満たすとする.次の各問に答えよ.
(1) 実数 a , b を求めよ.
(2) 方程式 f ⁡(x )= 0 が異なる 3 つの整数を解にもつとする.実数 c を求めよ.
2008-10161-0225
【4】 m を正の実数とする.放物線 y =x2 の,傾きが 12 ⁢ m と m の接線の交点を A , 傾きが m と 2 ⁢m の接線の交点を B , 傾きが 2 ⁢m と 4 ⁢m の接線の交点を C とする.次の各問に答えよ.
(1) 点 A , B , C の座標を求めよ.
(2) 点 A と直線 BC の距離を求めよ.
(3) ▵ABC の面積を求めよ.