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2009-10501-0201
2009 三重大学 後期
教育,工学部
易□ 並□ 難□
【1】 a , b , c を実数とする.
(1) a が 0 でない場合に, 2 次方程式 a ⁢x2 +b⁢x +c=0 の解の公式を導け.
(2) すべての場合について,方程式 a ⁢x2 +b⁢x +c=0 の実数解を求めよ.
2009-10501-0202
【2】 O , A , B を平面上の 3 点とし,三角形 OAB を考える. a→ =OÁ→ , b→ =OB→ とする. |a →| =|b →| =1 , a→ ⋅b→ =d として以下の問に答えよ.
(1) 直線 OB に,点 A からおろした垂線と直線 OB の交点を D とする.このとき,ベクトル OD → を a → , b→ を用いて表せ.
(2) 線分 AB に点 O からおろした垂線と線分 AB の交点を E とする.このとき,ベクトル ED → を a→ , b→ を用いて表せ.
(3) 線分 AE と線分 ED の長さが同じであることを証明せよ.
2009-10501-0203
【3】 k を定数とする.無限等比級数
sin⁡x+ (- cos⁡x k) ⁢sin⁡x +(- cos ⁡xk )2 ⁢sin⁡x +(- cos ⁡xk )3 ⁢sin⁡x +⋯
が収束するとき,その値を f ⁡(x ) とおく.このとき以下の問に答えよ.
(1) どのような x についても,この無限等比級数が収束するような, k の値の範囲を求めよ.
(2) k=2 とする. 0≦x≦ π の範囲で, f⁡( x) の増減,極値を調べ,グラフを描け.
(3) k=2 とする. 0≦x ≦π の範囲で, y=f⁡ (x ) のグラフと x 軸とで囲まれた図形の面積を求めよ.
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【4】 正の整数 n に対し, x の整式 T n⁡( x) が等式
Tn⁡ (cos⁡ θ)= cos⁡n⁢ θ
をすべての実数 θ に対し満たしているとする.
(1) T1⁡ (x ) および T 2⁡( x) を求めよ.
(2) Tn⁡ (x ) の導関数 T n′⁡ (x ) に対し, sin⁡n⁢ θ= 1n⁢ Tn′ ⁡(cos ⁡θ) ⁢sin⁡θ がすべての θ に対し成立することを示せ.
(3) cos⁡n⁡ θ=cos⁡ θ⁢cos⁡ (n-1 )⁢θ -sin⁡ θ⁢sin⁡ (n-1 )⁢θ を用いて,
Tn⁡ (x) =x⁢T n-1⁡ (x) +1 n-1 ⁢( x2−1 )⁢T n-1 ′⁡( x) (-1 ≦x≦1 )
が n ≧2 に対し成立することを示せ.
(4) T3⁡ (x ) および T 4⁡( x) を求めよ.