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2010-10501-0101
2010 三重大学 前期
人文,教育,工,生物資源学部
医学部【1】の類題
易□ 並□ 難□
【1】 a , p を実数とし a は a ≧1 を満たすものとする.
f⁡( x)= { -x2+ 3( x≦a ) -a2 +3( x> a)
とし, C を y =f⁡( x) で定まるグラフとする.また l を y =p⁢x +p+2 で定まる直線とする.
(1) 直線 l は p によらず,定点を通ることを示せ.また l が放物線 y =-x2 +3 に接するような p を求めよ.
(2) C と l が相異なる 2 点のみを共有するような p の範囲を求め,さらにその共有点の x 座標を求めよ.
2010-10501-0102
人文,教育,生物資源学部
【2】 次の問いに答えよ.
(1) p , q , r , s を整数とする.このとき p +q⁢ 2=r+ s⁢2 が成り立つならば, p=r かつ q =s となることを示せ.ここで 2 が無理数であることは使ってよい.
(2) 自然数 n に対し, ( 3+2⁢ 2) n= an+ bn⁢ 2 を満たす整数 an , bn が存在することを数学的帰納法により示せ.
(3) an , bn を(2)のものとする.このときすべての自然数 n について ( x,y) =( an, bn ) は方程式 x2-2 ⁢y2 =1 の解であることを数学的帰納法により示せ.
2010-10501-0103
工学部は【2】
【3】 平面上の点 A ( -3,- 1) , B ( -1,- 2) , C ( 3,1 ), D ( 0,5 ) を考える.また E を線分 AC と BD の交点とする.このとき次の問いに答えよ.
(1) AB→ , AC→ の大きさおよび cos ⁡∠BAC の値を求めよ.
(2) BD→ =α⁢ BA→ +β⁢ BC→ を満たす定数 α , β を求めよ.また比 AE :EC を求めよ.
(3) ▵ABE と ▵CDE の面積の和を S1 , ▵BCE と ▵DAE の面積の和を S 2 とするとき,比 S1: S2 を求めよ.
2010-10501-0104
教育,生物資源学部は【4‐2】で,【4‐1】と【4‐2】から1題選択
【4】 0<m <1 とする. f⁡( x)= x2 , g⁡( x)= m⁢x とおく.この f ⁡(x ) と g ⁡(x ) を 0 ≦x≦1 の範囲で考える.
(1) 放物線 y =f⁡( x) と直線 y =g⁡( x) および直線 x =1 で囲まれるふたつの図形の面積の和を S ⁡(m ) とする. S⁡( m) を最小にする m とそのときの値を求めよ.
(2) 0≦x ≦1 の範囲での | f⁡( x)- g⁡( x) | の最大値を h ⁡(m ) とする. h⁡( m) を最小にする m とそのときの値を求めよ.
2010-10501-0105
教育,生物資源学部
【4‐1】と【4‐2】から1題選択
工学部【3】の類題
【4‐1】 y=sin⁡ 2⁢x- x+ π2 のグラフの 0 ≦x≦ π2 に対応する部分を C とする.また点 ( π2 ,0 ) におけるグラフの接線を l とする.このとき次の問いに答えよ.
(1) 接線 l の方程式を求めよ.
(2) 0≦x≦ π2 の範囲で曲線 C が l の上側になる部分はないことを示せ.
(3) 曲線 C , 直線 l および y 軸で囲まれる図形の面積を求めよ.
2010-10501-0106
工学部
教育,生物資源学部【4‐1】の類題
【3】 y=sin⁡ 2⁢x+ cos⁡x のグラフの 0 ≦x≦ π2 に対応する部分を C とする.また点 ( π2 ,0 ) におけるグラフの接線を l とする.このとき次の問いに答えよ.
2010-10501-0107
【4】 x の微分可能な関数を成分とする行列 M =( m1⁣ 1 m1⁣ 2 m2 ⁣1 m2⁣ 2 ) に対し, M の各成分を x で微分した行列 ( m1⁣ 1′ m1 ⁣2′ m 2⁣1 ′ m2⁣ 2′ ) を M ′ と表す.
a1⁣ 1 , a1⁣ 2 , a2⁣ 1 , a2⁣ 2 および b 1⁣1 , b1⁣ 2 , b2⁣ 1 , b2⁣ 2 を x の微分可能な関数とし,
A=( a1 ⁣1 a1⁣ 2 a2⁣ 1 a2⁣2 ) , B=( b1 ⁣1 b1⁣ 2 b2⁣ 1 b2⁣2 )
とおく.
(1) 等式 ( A⁢B) ′= A′⁢ B+A⁢ B′ が成り立つが,これを ( 1,2 ) 成分について確かめよ.
(2) A はすべての x について逆行列 A -1 を持つとする.このとき(1)の等式を用いて, A′ ⁢A- 1+A ( A-1 ) ′ を求めよ.
(3) A はすべての x について逆行列を持つとする. ( A-1 ) ′ を A-1 , A′ を用いて表せ.
2010-10501-0108
医学部
人文,教育,工,医,生物資源学部【1】の類題
【1】 a , p を実数とし a は |a |≦1 を満たすものとする.
2010-10501-0109
【2】 四面体 OABC は, OA= 5 , OB=OC= 5 , AB=AC= 30 , BC=5⁢ 2 を満たすものとする.辺 OB を 2 :1 に外分する点を D , 辺 OC を 3 :2 に外分する点を E とする. O から直線 DE に引いた垂線と直線 BC との交点を F とする. a→ =OA → , b→ =OB→ , c→ =OC→ として,次の問いに答えよ.
(1) 内積 a→⋅ b→ , b→ ⋅c→ , c→ ⋅a→ を求めよ.
(2) OF→ と AF → を a→ , b→ , c→ を用いて表せ.
(3) 線分 OF の長さと線分 AF の長さおよび cos ⁡∠OFA の値を求めよ.
2010-10501-0110
【3】 k は正の定数とし, f⁡( x)= ek⁢sin ⁡x⁢ cos⁡x とする.曲線 C を, y=f⁡ (x ) のグラフの - π2 ≦x≦ π 2 に対応する部分とする.
(1) t の関数 g ⁡(t ) は, f′ ⁡( x)= ek⁢ sin⁡x ⁢g⁡ (sin⁡ x) を満たすものとする.このとき g ⁡(t ) を求め,さらに -1 ≦t≦ 1 の範囲における g ⁡(t )=0 の解を求めよ.
(2) - π2≦ x≦ π2 において f ⁡(x ) が最大となるときの f ⁡(x )2 の値を求めよ.
(3) 曲線 C と x 軸に囲まれた部分の面積を求めよ.
2010-10501-0111
【4】 X を 2 次の正方行列として以下の問いに答えよ.
(1) p , q を実数とし q ≠0 とする. ( pq 0p )⁢ X=X⁢ (p q0 p ) ならば, X は X =( ab 0a ) の形で表せることを示せ.
(2) X=( ab 0a ) のとき,自然数 n に対し Xn=( an n⁢a n-1 ⁢b 0an ) となることを数学的帰納法により示せ.ただし a 0=1 とする.
(3) m , n を自然数とする. X の各成分は 0 以上の整数で,さらに X n+1 -Xn =( 2m +1 250 0 2m+1 ) を満たすものとする.このような行列 X が存在するような組 ( m,n ) をすべて求めよ.