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2013-10121-0101
2013 山形大学 前期
人文(法経政策学科),農(食料生命環境学科)学部
易□ 並□ 難□
【1】 2 つの放物線 C 1 :y=- 2⁢x2 , C2 :y=- x2+2 ⁢x-35 を考える.このとき,次の問に答えよ.
(1) 放物線 C 1 と放物線 C 2 の 2 つの交点の座標を求めよ.
(2) a を実数とする.点 ( a,-a 2+2 ⁢a-35 ) における放物線 C 2 の接線の方程式を求めよ.
(3) 放物線 C 1 と放物線 C 2 で囲まれた図形の面積を求めよ.
(4) (1)で求めた交点の x 座標を b , c ( b<c ) とする.また, b≦a≦ c とする.このとき,放物線 C 1 と放物線 C 2 および(2)で求めた接線で囲まれた図形の面積が 3523 となるような a の値を求めよ.
2013-10121-0102
人文(法経政策学科),理(数理科学科),農(食料生命環境学科)学部
理(数理科学科)学部は【1】
【2】 座標平面上に原点 O とは異なる 2 点 P ,Q があり,位置ベクトル p→= OP→ と q→= OQ→ は垂直であるとする. a→ =5⁢ p→ -2⁢q → , b →=2 ⁢5⁢ p→ +q→ とおく. |a →| =|b → | であるとき,次の問に答えよ.
(1) |a →| ,| b→ | を | p→ |, | q→ | を用いて表せ.
(2) |p →| | q→ | の値を求めよ.
(3) |a→ +b→ | |a →- b→| の値を求めよ.
(4) 点 P が放物線 y =1 2⁢ x 2 上にあり,点 Q が円 x 2+y2 =15 上にあるとき, p→ , q→ の成分を求めよ.
2013-10121-0103
人文(法経政策学科)学部,理(数理科学科),医(医学科),農(食料生命環境学科)学部
理(数理科学科),医(医学科)学部は【2】
【3】 公差が 0 でない等差数列 { an } において,初項から第 n 項までの和を S n とする.また, a5 2+ a62 =a7 2+ a82 ,S 13=13 が成り立つとする.このとき,次の問に答えよ.
(1) a5+ a8= a6+ a7 であることを示せ.
(2) 数列 { an } の一般項を求めよ.
(3) Sn を求めよ.
(4) m を自然数とする. am⁢ am+1 a m+2 の値が数列 { an } の項として現れるすべての m を求めよ.
2013-10121-0104
理(数理科学科)学部
【3】 n を 2 以上の自然数とする.このとき,次の問に答えよ.
(1) ∫ 1nlog ⁡x⁢d x を求めよ.
(2) 関数 y =log⁡x の定積分を利用して,次の不等式を証明せよ.
(n- 1)! ≦nn ⁢e- n+1 ≦n!
(3) 極限値
limn →∞ log ⁡(n !) n⁢log⁡ n
を求めよ.
2013-10121-0105
理(物理学科)学部
【1】 関数 f ⁡(x )=3 ⁢x2 +1 x2 と g ⁡(x )= f⁡( x)x =3⁢ x+ 1x3 について,次の問いに答えよ.
(1) 関数 g ⁡(x ) の増減を調べて極値を求めよ.
(2) y=f⁡ (x ) のグラフの概形を漸近線も含めて描け.また,その漸近線の方程式を求めよ.
(3) k を定数とするとき, x についての方程式 f⁡ (x) =k⁢x の異なる実数解の個数を求めよ.
2013-10121-0106
【2】 関数 f ⁡(x )=| x|⁢ x+1 ( -1≦x ) がある.次の問いに答えよ.
(1) -1≦ x≦0 における f ⁡(x ) の最大値とそのときの x の値を求めよ.
(2) 連立不等式 - 1≦x≦ 1 ,0≦ y≦f⁡ (x ) が表す領域を D とする. D の面積を求めよ.
(3) D を x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ.
2013-10121-0107
工学部
【1】 次の問いに答えよ.
(1) 2 つの循環小数 a=1. 2⋅ , b=0. 8⋅ 1⋅ に対して, a⁢b の値を求めよ.
2013-10121-0108
(2) a を定数とする. xy 平面上の曲線 y =log2 ⁡x と直線 y =x+a は 2 つの共有点をもつ.共有点の x 座標 x1 ,x2 が x2=4 ⁢x1 を満たすように, a の値を定めよ.
2013-10121-0109
(3) xy 平面において,曲線 C :y= 1x ( x> 0 ) と直線 y =-x+ 10 3 の 2 つの共有点を A ,B とする.曲線 C 上の点 P が PA =PB を満たすとき, ▵PAB の面積を求めよ.
2013-10121-0110
【2】 ▵OAB は, ∠AOB= 90⁢ ° , OA=OB =1 を満たす. 3 辺 OA , AB ,BO を t :(1 -t) ( 0<t< 1 ) に内分する点を,それぞれ C , D , E とし, OA→ =a→ , OB→ =b→ とするとき,次の問いに答えよ.
(1) OC→ , OD→ , OE→ , CE→ を t , a→ , b→ で表せ.
(2) | OD→ |2 , | CE→ |2 を t の式で表せ.
(3) OD→ ⊥CE → を示せ.
(4) ▵CDE の面積を S ⁡(t ) とする.
(ⅰ) S⁡( t)= 3 ⁢t2 -3⁢t +12 を示せ.
(ⅱ) t が 0 <t<1 の範囲を動くとき, S⁡( t) の最小値を求めよ.
2013-10121-0111
【3】 関数 f ⁡(x )= 12 ⁢ x2 ( x≧ 0 ) の逆関数を f-1 ⁡( x) とする. xy 平面上に 2 曲線 C1: y=f⁡ (x ) と C2: y=f- 1⁡ (x ) がある.次の問いに答えよ.
(1) 2 曲線 C1 ,C2 で囲まれた図形の面積を求めよ.
(2) a≧2 とする.曲線 C 1 上の点 A (a , a22 ) における接線を l1 , 曲線 C 2 上の点 B ( a 22 ,a ) における接線を l 2 とし, 2 直線 l1 ,l2 のなす角を θ ( 0<θ< π 2) とする.
(ⅰ) tan⁡θ を a の式で表せ.
(ⅱ) lima →∞ sin2 ⁡θ を求めよ.
2013-10121-0112
【4】 行列 A =( 3 2 -1 1 - 12 ) ,B= ( p -2 1 q ), J=( 12 1 0 1 2 ) が A ⁢B=B ⁢J を満たすとき,次の問いに答えよ.ただし, p ,q は定数であり,以下で用いる n は自然数である.
(1) p ,q の値を求めよ.
(2) Jn = 12n ⁢ ( 1 2⁢n 0 1 ) を示せ.
(3) An= 1 2n ⁢( 1+ 2⁢n -2⁢n 2⁢ n1- 2⁢n ) を示せ.
(4) 行列 A n の表す 1 次変換により, xy 平面上の点 ( p,1 ), (- 2,q ) が,それぞれ点 Pn , Q n に移される.原点を O として, OPn → と OQn→ のなす角を θ n とするとき, limn →∞ cos⁡ θn を求めよ.
2013-10121-0113
医学部
【1】 面積が 1 である ▵ ABC の辺 BC 上に点 D があり,辺 CA 上に点 E があり,辺 AB 上に点 F がある.正の実数 x , y ,z , w を AF :FB=x :y ,BD: DC=y:z , CE:EA= z:w となるように定める.線分 AD , BE ,CF が ▵ ABC の内部の点 G で交わるとき,次の問に答えよ.
(1) 三角形の面積の比を用いて, x y⋅ yz ⋅ zw =1 となることを示せ.
(2) ▵AFE の面積を x , y ,z を用いて表せ.
(3) α= xy ,β =y z とする.このとき, ▵DEF の面積を α , β を用いて表せ.
(4) ▵DEF の面積が最大となるのは,点 D ,E , F が各辺の中点となるときであることを示せ.
2013-10121-0114
【3】 R ,r を正の実数とし, 2⁢r <R≦3 ⁢r とする.右図のように,原点 O を中心とする半径 R の固定された円 S の内部に点 O′ を中心とする半径 r の円 T があり,円 T は円 S に接しながらすべらずに転がるものとする.ただし,点 O′ は点 O のまわりを反時計まわりに動くものとする.はじめに点 O′ は ( R-r, 0) の位置にあり,円 T 上の点 P は ( R,0 ) の位置にあるとする. x 軸の正の部分と動径 OO ′ のなす角が θ ラジアンのとき,点 P の座標を ( x⁡( θ), y⁡( θ) ) とする.このとき,次の問に答えよ.
(1) x⁡( θ) ,y ⁡(θ ) を θ を用いて表せ.
(2) 0<θ < 2⁢r R ⋅ 32 ⁢ π において, x⁡( θ) が最小となるときの θ の値を求めよ.
(3) R=3 , r=1 とする. θ>0 で点 P がはじめて x 軸に到達したときの角 θ 0 を求めよ.また, 0≦θ ≦θ0 のとき, y⁡( θ)≧ 0 を示せ.
(4) R=3 , r=1 とする. 0≦θ ≦θ0 における点 P の軌跡と x 軸で囲まれた図形の面積を求めよ.
2013-10121-0115
【4】 自然数 n に対し,座標平面上の点 ( n,1 ) を Pn とする.また, r を正の実数とする.このとき,次の問に答えよ.
(1) 1 次変換 f は,すべての n に対して f ⁡( Pn )= Pn +1 を満たすとする. f を表す行列 A を求めよ.
(2) 1 次変換 g は,点 ( 1,1 ) を点 ( -2⁢r ,1 ) に,点 ( -2⁢r ,1 ) を点 ( 2⁢r 2-r, 1) に移すとする. g を表す行列 B を求めよ.
(3) C=A⁢ B⁢A -1 とする.行列 C n を推定し,それが正しいことを数学的帰納法によって示せ.
(4) 行列 C n で表される 1 次変換による点 ( 1,r ) の像の x 座標を x n とする. r<1 のとき, limn →∞ xn を求めよ.
2013-10121-0116
農(食料生命環境学科)学部
【4】 座標平面上を動く点 P がある.点 P は原点 O を出発し,硬貨 A と硬貨 B を同時に投げるごとに,次のルールで移動する.
・硬貨 A が表のときは x 座標が正の方向に 1 進み,裏のときは x 座標が負の方向に 1 進む.
・硬貨 B が表のときは y 座標が正の方向に 1 進み,裏のときは y 座標は変化しない.
点 ( 1,0 ) を Q とするとき,次の問に答えよ.
(1) 硬貨 A と硬貨 B を同時に投げることを 4 回繰り返し,点 P を移動させたとき, cos⁡∠ POQ=0.8 となる位置に点 P がくる確率を求めよ.
(2) 硬貨 A と硬貨 B を同時に投げることを 8 回繰り返し,点 P を移動させたとき, sin⁡∠ POQ=0.8 となる位置に点 P がくる確率を求めよ.