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2013 山形大学 前期

人文(法経政策学科),農(食料生命環境学科)学部

易□ 並□ 難□

【1】  2 つの放物線 C 1 y=- 2x2 C2 y=- x2+2 x-35 を考える.このとき,次の問に答えよ.

(1) 放物線 C 1 と放物線 C 2 2 つの交点の座標を求めよ.

(2)  a を実数とする.点 ( a,-a 2+2 a-35 ) における放物線 C 2 の接線の方程式を求めよ.

(3) 放物線 C 1 と放物線 C 2 で囲まれた図形の面積を求めよ.

(4) (1)で求めた交点の x 座標を b c b<c とする.また, ba c とする.このとき,放物線 C 1 と放物線 C 2 および(2)で求めた接線で囲まれた図形の面積が 3523 となるような a の値を求めよ.

2013 山形大学 前期

人文(法経政策学科),理(数理科学科),農(食料生命環境学科)学部

理(数理科学科)学部は【1】

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【2】 座標平面上に原点 O とは異なる 2 P Q があり,位置ベクトル p= OP q= OQ は垂直であるとする. a =5 p -2q b =2 5 p +q とおく. |a | =|b | であるとき,次の問に答えよ.

(1)  |a | | b | | p | | q | を用いて表せ.

(2)  |p | | q | の値を求めよ.

(3)  |a +b | |a - b| の値を求めよ.

(4) 点 P が放物線 y =1 2 x 2 上にあり,点 Q が円 x 2+y2 =15 上にあるとき, p q の成分を求めよ.

2013 山形大学 前期

人文(法経政策学科)学部,理(数理科学科),医(医学科),農(食料生命環境学科)学部

理(数理科学科),医(医学科)学部は【2】

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【3】 公差が 0 でない等差数列 { an } において,初項から第 n 項までの和を S n とする.また, a5 2+ a62 =a7 2+ a82 S 13=13 が成り立つとする.このとき,次の問に答えよ.

(1)  a5+ a8= a6+ a7 であることを示せ.

(2) 数列 { an } の一般項を求めよ.

(3)  Sn を求めよ.

(4)  m を自然数とする. am am+1 a m+2 の値が数列 { an } の項として現れるすべての m を求めよ.

2013 山形大学 前期

理(数理科学科)学部

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【3】  n 2 以上の自然数とする.このとき,次の問に答えよ.

(1)  1nlog xd x を求めよ.

(2) 関数 y =logx の定積分を利用して,次の不等式を証明せよ.

(n- 1)! nn e- n+1 n!

(3) 極限値

limn log (n !) nlog n

を求めよ.

2013 山形大学 前期

理(物理学科)学部

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【1】 関数 f (x )=3 x2 +1 x2 g (x )= f( x)x =3 x+ 1x3 について,次の問いに答えよ.

(1) 関数 g (x ) の増減を調べて極値を求めよ.

(2)  y=f (x ) のグラフの概形を漸近線も含めて描け.また,その漸近線の方程式を求めよ.

(3)  k を定数とするとき, x についての方程式 f (x) =kx の異なる実数解の個数を求めよ.

2013 山形大学 前期

理(物理学科)学部

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【2】 関数 f (x )=| x| x+1 -1x がある.次の問いに答えよ.

(1)  -1 x0 における f (x ) の最大値とそのときの x の値を求めよ.

(2) 連立不等式 - 1x 1 0 yf (x ) が表す領域を D とする. D の面積を求めよ.

(3)  D x 軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ.

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工学部

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【1】 次の問いに答えよ.

(1)  2 つの循環小数 a=1. 2 b=0. 8 1 に対して, ab の値を求めよ.

2013 山形大学 前期

工学部

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

(2)  a を定数とする. xy 平面上の曲線 y =log2 x と直線 y =x+a 2 つの共有点をもつ.共有点の x 座標 x1 x2 x2=4 x1 を満たすように, a の値を定めよ.

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工学部

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【1】 次の問いに答えよ.

(3)  xy 平面において,曲線 C y= 1x x> 0 と直線 y =-x+ 10 3 2 つの共有点を A B とする.曲線 C 上の点 P PA =PB を満たすとき, PAB の面積を求めよ.

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工学部

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【2】  OAB は, AOB= 90 ° OA=OB =1 を満たす. 3 OA AB BO t :(1 -t) 0<t< 1 に内分する点を,それぞれ C D E とし, OA =a OB =b とするとき,次の問いに答えよ.

(1)  OC OD OE CE t a b で表せ.

(2)  | OD |2 | CE |2 t の式で表せ.

(3)  OD CE を示せ.

(4)  CDE の面積を S (t ) とする.

(ⅰ)  S( t)= 3 t2 -3t +12 を示せ.

(ⅱ)  t 0 <t<1 の範囲を動くとき, S( t) の最小値を求めよ.

2013 山形大学 前期

工学部

易□ 並□ 難□

【3】 関数 f (x )= 12 x2 x 0 の逆関数を f-1 ( x) とする. xy 平面上に 2 曲線 C1 y=f (x ) C2 y=f- 1 (x ) がある.次の問いに答えよ.

(1)  2 曲線 C1 C2 で囲まれた図形の面積を求めよ.

(2)  a2 とする.曲線 C 1 上の点 A (a , a22 ) における接線を l1 曲線 C 2 上の点 B ( a 22 ,a ) における接線を l 2 とし, 2 直線 l1 l2 のなす角を θ ( 0<θ< π 2) とする.

(ⅰ)  tanθ a の式で表せ.

(ⅱ)  lima sin2 θ を求めよ.

2013 山形大学 前期

工学部

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【4】 行列 A =( 3 2 -1 1 - 12 ) B= ( p -2 1 q ) J=( 12 1 0 1 2 ) A B=B J を満たすとき,次の問いに答えよ.ただし, p q は定数であり,以下で用いる n は自然数である.

(1)  p q の値を求めよ.

(2)  Jn = 12n ( 1 2n 0 1 ) を示せ.

(3)  An= 1 2n ( 1+ 2n -2n 2 n1- 2n ) を示せ.

(4) 行列 A n の表す 1 次変換により, xy 平面上の点 ( p,1 ) (- 2,q ) が,それぞれ点 Pn Q n に移される.原点を O として, OPn OQn のなす角を θ n とするとき, limn cos θn を求めよ.

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医学部

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【1】 面積が 1 である ABC の辺 BC 上に点 D があり,辺 CA 上に点 E があり,辺 AB 上に点 F がある.正の実数 x y z w AF :FB=x :y BD: DC=y:z CE:EA= z:w となるように定める.線分 AD BE CF ABC の内部の点 G で交わるとき,次の問に答えよ.

(1) 三角形の面積の比を用いて, x y yz zw =1 となることを示せ.

(2)  AFE の面積を x y z を用いて表せ.

(3)  α= xy β =y z とする.このとき, DEF の面積を α β を用いて表せ.

(4)  DEF の面積が最大となるのは,点 D E F が各辺の中点となるときであることを示せ.

2013 山形大学 前期

医学部

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2013年山形大医学科【3】2013101210114の図

【3】  R r を正の実数とし, 2r <R3 r とする.右図のように,原点 O を中心とする半径 R の固定された円 S の内部に点 O を中心とする半径 r の円 T があり,円 T は円 S に接しながらすべらずに転がるものとする.ただし,点 O は点 O のまわりを反時計まわりに動くものとする.はじめに点 O ( R-r, 0) の位置にあり,円 T 上の点 P ( R,0 ) の位置にあるとする. x 軸の正の部分と動径 OO のなす角が θ ラジアンのとき,点 P の座標を ( x( θ), y( θ) ) とする.このとき,次の問に答えよ.

(1)  x( θ) y (θ ) θ を用いて表せ.

(2)  0<θ < 2r R 32 π において, x( θ) が最小となるときの θ の値を求めよ.

(3)  R=3 r=1 とする. θ>0 で点 P がはじめて x 軸に到達したときの角 θ 0 を求めよ.また, 0θ θ0 のとき, y( θ) 0 を示せ.

(4)  R=3 r=1 とする. 0θ θ0 における点 P の軌跡と x 軸で囲まれた図形の面積を求めよ.



2013 山形大学 前期

医学部

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【4】 自然数 n に対し,座標平面上の点 ( n,1 ) Pn とする.また, r を正の実数とする.このとき,次の問に答えよ.

(1)  1 次変換 f は,すべての n に対して f ( Pn )= Pn +1 を満たすとする. f を表す行列 A を求めよ.

(2)  1 次変換 g は,点 ( 1,1 ) を点 ( -2r ,1 ) に,点 ( -2r ,1 ) を点 ( 2r 2-r, 1) に移すとする. g を表す行列 B を求めよ.

(3)  C=A BA -1 とする.行列 C n を推定し,それが正しいことを数学的帰納法によって示せ.

(4) 行列 C n で表される 1 次変換による点 ( 1,r ) の像の x 座標を x n とする. r<1 のとき, limn xn を求めよ.

2013 山形大学 前期

農(食料生命環境学科)学部

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【4】 座標平面上を動く点 P がある.点 P は原点 O を出発し,硬貨 A と硬貨 B を同時に投げるごとに,次のルールで移動する.

・硬貨 A が表のときは x 座標が正の方向に 1 進み,裏のときは x 座標が負の方向に 1 進む.

・硬貨 B が表のときは y 座標が正の方向に 1 進み,裏のときは y 座標は変化しない.

( 1,0 ) Q とするとき,次の問に答えよ.

(1) 硬貨 A と硬貨 B を同時に投げることを 4 回繰り返し,点 P を移動させたとき, cos POQ=0.8 となる位置に点 P がくる確率を求めよ.

(2) 硬貨 A と硬貨 B を同時に投げることを 8 回繰り返し,点 P を移動させたとき, sin POQ=0.8 となる位置に点 P がくる確率を求めよ.

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