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2019 電気通信大学 昼間・前期

配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 関数

f( x)= (2 e-x) logx x>0

について,以下の問いに答えよ.ただし, logx e を底とする自然対数を表す.

(ⅰ)  f( x)= 0 をみたす x の値をすべて求めよ.

(ⅱ) 導関数 f ( x) および第 2 次導関数 f ( x) を求めよ.

(ⅲ) 関数 f ( x) の極値を求めよ.

(ⅳ) 不定積分 I = xlog xdx を求めよ.ただし,積分定数は省略してもよい.

(ⅴ) 曲線 y =f( x) x 軸で囲まれた部分の面積 S を求めよ.

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【2】 関数

f( x)= 1 sinx -2 cos2 x-1 0< x<π

について,以下の問いに答えよ.

(ⅰ) 導関数 f ( x) を求めよ.

(ⅱ) 区間 0 <x<π において, f( x)= 0 をみたす x の値をすべて求めよ.

(ⅲ) 区間 0 <x<π における f ( x) の極値をすべて求めよ.

(ⅳ) 不定積分 I = dxsin x を求めよ.ただし,積分定数は省略してもよい.

(ⅴ) 曲線 y =f( x) x 軸で囲まれた部分の面積 S を求めよ.

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配点50点

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【3】 双曲線 C x216 - y264 =1 について,以下の問いに答えよ.

(ⅰ)  C 2 つの漸近線のうち, C 上の点 ( 5,6 ) との距離が小さい方の漸近線 l 1 の方程式を求めよ.さらに, l1 と点 ( 5,6 ) との距離 d を求めよ.

(ⅱ)  C 上の点 ( 5,6 ) における C の接線の傾きを求めよ.

(ⅲ)  m を実数とし,直線 l 2 (m 2+1 )x -( m2-1 )y =16m を考える.

(ア) 直線 l が点 ( 1,6 ) を通るような m の値をすべて求めよ.

(イ)  m が実数全体を動くとき,直線 l が通過する領域を D とする.領域 D を表す不等式を求めよ.

(ウ) 直線 l C 上の点 ( x1, y1 ) を通るとき, m x1 y1 1 次式で表せ.

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配点50点

易□ 並□ 難□

【4】  1 から 6 までの目が等しい確率で出るさいころがある.数直線上の点 P に対して,このさいころを投げるたびに,次の操作を行うものとする.

ⓐ  1 3 5 の目が出たときは,点 P を正の方向へ 2 動かす.

ⓑ  6 の目が出たときは,点 P を正の方向へ 1 動かす.

ⓒ  2 4 の目が出たときには,点 P は動かさない.

以下の[Ⅰ],[Ⅱ]の問いに答えよ.なお, 0 はすべての整数の倍数である.

[Ⅰ] 点 P が原点 O にある状態から,さいころを投げて上の操作を行うことを n 回繰り返した後の点 P の座標が, 2 の倍数である確率を p n とする.

(ⅰ)  p1 p2 を求めよ.

(ⅱ)  pn+ 1 p n を用いて表せ.さらに, pn n の式で表せ.

[Ⅱ] 点 P が原点 O にある状態から,さいころを投げて上の操作を行うことを n 回繰り返した後の点 P の座標が, 3 の倍数である確率を q n とする.

(ⅲ)  q2 を求めよ.

(ⅳ)  qn+ 2 q n を用いて表せ.

(ⅴ)  qn を求めよ.さらに,極限値 limn q n を求めよ.

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