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2019-10272-0201
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2019 一橋大学 後期
経済学部
易□ 並□ 難□
【1】 以下の問いに答えよ.
(1) a , b を整数とする. 2 次方程式 x2+a ⁢x+b =0 が有理数の解をもつならば,その解は整数で, b の約数であることを示せ.
(2) n を正の整数とする. n+ n+1 は無理数であることを示せ.
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【2】 f⁡( x) は x の 4 次式で, x4 の係数は 1 である.座標平面上の曲線 C :y=f ⁡( x) は 2 点 ( 0,0 ), (2 ,2) を通り,これら 2 点での C の接線は同一の直線 l である.
(1) f⁡( x) を求めよ.
(2) l と平行で, l と異なる直線 l ′ が C に接する. l′ の方程式を求めよ.
(3) l′ と C で囲まれた 2 つの部分の面積の和を求めよ.
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【3】 n を 2 以上の整数とし, a1 を実数とする. 1 枚のコインを ( n-1 ) 回投げる. k 回目 ( 1≦k≦ n-1 ) に表が出れば ak+1 =a k+1 , 裏が出れば ak+1 = akk として,実数 a2 , a3 , ⋯ , an を順に定める.
(1) a1 =1 のとき, an が整数となる確率 p n を n で表せ.
(2) a1= 3 のとき, an が整数となる確率 q n を n で表せ.
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【4】 座標平面において,原点を中心とする半径 5 の円の周上または内部にある格子点( x 座標も y 座標も整数である点)の集合を S とする.集合 S の部分集合 A , B を
A={ (a, b)∈ S| すべての整数 n に対して a⁢n2 +( a2+ b)⁢ n が偶数となる}
B={ (a, b)∈ S| ある整数 n が存在して a⁢n2 +( a2+ b)⁢ n が奇数となる }
と定める.
(1) 集合 A の要素の個数を求めよ.
(2) 集合 B の要素の個数を求めよ.
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【6】との選択
【5】 座標平面上を運動する点 P ( x,y ) の時刻 t における座標が
x= et+ eーt 2 , y= et- eーt 2
で与えられている.原点 O と P を結ぶ線分が時刻 t =0 から t =s ( s>0 ) までに通過する部分の面積を s で表せ.
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【5】との選択
【6】 数列 { an } を
a1 =1 , a2⁢ n=a n , a2⁢ n+1 =an +an +1 ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
で定める. m を 0 以上の整数とする.
(1) a2m と a 2m +1 を求めよ.
(2) { an } の第 2 m 項から第 ( 2m+ 1-1 ) 項までの和
∑ k=2 m2 m+1 -1 ak= a2m +a 2m+ 1+⋯ +a2 m+1 -1
を b m とする. bm+1 を b m で表し, {b m} の一般項を求めよ.