Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2019年度一覧へ
大学別一覧へ
関西大学一覧へ
2019-14991-1001
2019 関西大学 全学部日程・センター中期
システム理工・環境都市工
・化学生命工学部
2月7日実施
易□ 並□ 難□
【1】 a を定数とし,関数 f ⁡(x )=x (e -x2 +a ) の変曲点はすべて x 軸上にあるとする.このとき次の問いに答えよ.
(1) a の値を求めよ.
(2) 曲線 y =f⁡( x) の漸近線を求めよ.必要なら limt→ ∞t⁢ e-t =0 を用いてもよい.
(3) f′⁡ (x) =0 を満たす実数解はちょうど 2 個あり,それらを α , β ( α<0< β ) とする.曲線 y =f⁡( x) の概形と(2)で求めた漸近線を解答欄の座標平面上にかけ.そのとき必要なら α , β を用いてよい.ただし,曲線の凹凸は調べなくてもよい.
(4) x 軸と曲線 y =f⁡( x) とで囲まれた 2 つの部分の面積の和 S を求めよ.
2019-14991-1002
【2】 次の をうめよ.
座標平面と座標空間において,点の座標すべてが整数である点を格子点と呼ぶことにする. m を正の整数とする.座標平面において, m=1 , 2 , ⋯ に対して,連立不等式 x +y≦m , x≧0 , y≧0 で表される領域に含まれる格子点 (x ,y) の個数を a m で表す. m=1 のとき, a1 は ① である. x+y= m+1 , x≧0 , y≧0 で表される線分上の格子点の個数は ② 個だから, am+1 を a m と m で表すと, am+ 1= ③ である.この漸化式から a m を求めると, am= ④ である.
n を正の整数とする.座標空間において, x+y+ z≦n , x≧0 , y≧0 , z≧0 で定義された立体を V n で表す. 0≦k≦ n である整数 k に対して, x⁣y 平面と平行な平面 z =k 上の格子点であり,かつ V n に含まれる格子点 ( x,y,z ) の個数は ⑤ 個である.よって V n に含まれる格子点の個数 b n は n の 1 次式の積で表せて, bn= (n+ 1) ⋅ ⑥ であることがわかる.このとき
∑ n=1 ∞ 1bn = 1b1 +1 b2 +⋯+ 1bn +⋯
の値は ⑦ である.
2019-14991-1003
【3】 四面体 OABC と 0 <x<1 に対して,辺 OA を ( 1-x) :x に内分する点を P , 辺 BC を x :( 1-x ) に内分する点を Q , 線分 PQ を x :(1 -x) に内分する点を R とする.ベクトル OA→ , OB→ , OC→ を OA→= a→ , OB→ =b→ , OC→ =c→ で表す.このとき次の問いに答えよ.
(1) ベクトル OR → を, x と a→ , b→ , c→ を用いて表せ.
(2) 四面体 OABC の底面 ABC 上の点を S とする.ベクトル OS → を,実数 s , t , u を用いて OS→= s⁢a →+t ⁢b→ +u⁢ c→ と表したとき, s+t+ u=1 を示せ.
(3) 直線 OR と四面体 OABC の底面 ABC の交点を T とする.このとき実数 k を用いて OT →= k⁢ OR→ と表すことができる. k を x を用いて表せ.さらに x が 0 <x<1 の範囲を動くとき, k の最大値を求めよ.
2019-14991-1004
【4】 次の をうめよ.
(1) 座標平面上に 2 点 A ( 2,1 ) , B ( a,2 ) をとる.線分 AB の垂直二等分線が ( 1,3 ) を通るような a の値は ① である.
2019-14991-1005
(2) -π< θ<π において, 1 -cos⁡θ sin⁡θ =- 1 を満たす θ は ② である.
2019-14991-1006
(3) 極座標 ( r,θ ) に関する極方程式
r⁢ ⁢(1 +2⁢sin ⁡θ) =3
を直交座標 ( x,y ) に関する方程式で表すと
③ ⁢ x2+ (y- 2)2 =1
である.
2019-14991-1007
(4) -2 , 1 , 1 , 2 , 4 , 4 と書かれたさいころを 3 回投げ,出た目の数を順に a , b , c とする.積 a ⁢b⁢c が 8 となる確率は ④ である.
2019-14991-1008
(5) 9n +55 が平方数であるような自然数 n のうちで最大の n は ⑤ である.ここで平方数とは,自然数の 2 乗で表される数のことである.