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2020-10301-0201
2020 横浜国立大学 後期
経済,経営学部
易□ 並□ 難□
【1】 実数 a , b は a2 +b2<1 をみたす. x⁣y 平面上に,点 (a ,b) を中心とする半径 1 の円 C がある.また, C と x 軸との交点を P1 (x1 ,0), P2 (x2 ,0) とし, C と y 軸との交点を Q1 (0,y 1), Q2 (0,y 2) とする.ただし, x1>x 2 かつ y1 >y2 とする.次の問いに答えよ.
(1) x1 , x2 , y1 , y2 を a , b の式で表せ.
(2) (P 1Q1 )2+ (P2 Q2) 2 を求めよ.
(3) P1 Q1+ P2 Q2 を最大にする点 ( a,b) の存在範囲を a⁣ b 平面上に図示せよ.
2020-10301-0202
経済,経営,理工学部
【2】 素数 p に対して,
S= ∑k=1 p-1 k, T=∑ k=1p- 1k2
と定める.次の問いに答えよ.
(1) S を p で割ったときの余りを求めよ.
(2) T を p で割ったときの余りを求めよ.
(3) 以下の性質(*)が成り立たない素数 p をすべて求めよ.
(*) すべての整数 a , b, c に対して, ∑k =1p-1 (a⁢ k3+b⁢ k2+c⁢ k) は p で割り切れる.
2020-10301-0203
数学入試問題さんの解答(PDF)へ
【3】 1, 2, 3, 4, 5, 6 の目が等しい確率で出るさいころが 4 個と 3 , 4, 5, 6, 7, 8 の目が等しい確率で出るさいころが 2 個ある.これらの 6 個のさいころを同時に 1 回投げるとき,出る目が,次の(1),(2),(3)となる確率をそれぞれ求めよ.
(1) 3, 4, 5, 6, 7, 8 の目がすべて出る.
(2) 1. 2. 3, 4, 5, 6 の目がすべて出る.
(3) 1, 3, 4, 5, 8 の目がすべて出て, 2, 6, 7 の目はいずれも出ない.
2020-10301-0204
【4】 x⁣y 平面において,不等式
0≦y≦- 52 ⁢x2+ 14⁢x+ 32 ⁢|x 2-4⁢x |
の表す領域を D とする.次の問いに答えよ.
(1) D を図示せよ.
(2) a を正の実数とする.点 (x, y) が D を動くとき, a⁢x+y の最大値を a の式で表せ.
2020-10301-0205
理工,都市科学部
【1】 次の問いに答えよ.
(1) 関数 f⁡( x)=e- x⁢(x 2+2⁢x- 1) に対して, x⁣y 平面上の曲線 y=f⁡ (x) を C とする.関数 f⁡( x) の増減,極値, C の凹凸,変曲点を調べ, C の概形を描け.
2020-10301-0206
(2) 定積分
∫0π 4(cos ⁡3⁢x) ⁢(sin⁡2 ⁢x)⁢( tan⁡x)⁢ dx
を求めよ.
2020-10301-0207
【3】 4 つの点 A , B , C , D を辺で結んだ図に対して,以下の操作(*)を考える.
1 個のさいころを 5 回投げ,出た目に応じて,次のように辺に色をぬる.
n=1 , 2, 3, 4, 5 に対して,
n 回目に出た目が 1 , 2 のとき,辺 n を青くぬる.
n 回目に出た目が 3 , 4, 5, 6 のとき,辺 n を白く塗る.
次の問いに答えよ.
(1) 操作(*)を一度行うとき,青い辺のみをたどって, A から D に到達できる図になる確率を求めよ.
(2) 操作(*)を一度行うとき,青い辺のみをたどって, A から C に到達できる図になる確率を求めよ.
2020-10301-0208
【4】 m を正の実数とする. x⁣y 平面において,不等式
0≦y≦- 12 ⁢x2+ 5⁢x
の表す領域を D とし,不等式
0≦y≦-2 ⁢x2+12 ⁢x
の表す領域を E とする.次の問いに答えよ.
(1) 点 (x ,y) が D を動くとき, m⁢x+y の最大値を m の式で表せ.
(2) D と E の和集合を F とする.点 (x ,y) が F を動くとき, m⁢x+y の最大値を m の式で表せ.
2020-10301-0209
【5】 t を実数とする. x⁣y 平面上に曲線 C: y=32 ⁢x2 と点 A (1, 116) がある. A を通る傾き t の直線 l を考える. C と l の交点を P , Q とし,その x 座標をそれぞれ α , β (ただし α<β )とする.次の問いに答えよ.
(1) α+β , α⁢β を,それぞれ t の式で表せ.
(2) α, β を t の関数とみて,その導関数をそれぞれ dαdt , dβ dt と表す. dα dt= 2⁢ (1-α )3⁢ (β-α ) および dβdt =2⁢ (β-1 )3⁢ (β-α ) を示せ.
(3) C において, α≦x≦β の範囲にある部分の長さを L とする. t が実数全体を動くとき, L を最小にする t の値を求めよ.