【4】 を正の整数とし,以下の正の整数全体の集合をとする.すなわち,である.の部分集合との要素に対してを,ならばならばと定める.例えばのとき,である.また,の部分集合に対して,の要素の個数をで表す.
(1) をの部分集合,をに関するの補集合とする.
を示せ.
(2) をの部分集合とする.をすべてを用いて表せ.
(3) をの部分集合,の少なくとも一つに属する要素全体の集合をとする.
を示せ.
(4) (3)のとについて考える.整数から異なる個を選んでとし,のどれにも属する要素全体の集合をつくる.の選び方通りをすべて考え,それぞれが定める集合を任意に並べてとおく.さらに,とする.このとき,を示せ.