【2】 はを満たす実数とする.は平面の原点とし,平面上の点が与えられたとき,以下の漸化式により,点を定める.
(1) とする.一般の以上の整数に対して,をを用いて表せ.さらに,
として,
を求めよ.
(2) を実数定数とし,とする.点の座標の値,座標の値をそれぞれで表すことにする.各に対して,とおく(ただし,はそれぞれ,最大値,最小値を表す.)
もし,あるについて,不等式
が満たされると仮定する.このとき,不等式が成り立つことを証明せよ.
(3) (2)において,
となることを証明し,これらの極限値を求めよ.