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2020 慶応義塾大学 理工学部

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【1】(1)  i を虚数単位とする.複素数平面上で z= x+yi は, |z| =1 かつ y 0 を満たしながら動くとする.ただし, x y は実数である.このとき,点 z のえがく図形を C とする.また, C 上に 2 A1 (z1 ) A2 ( z2) をとったとき,線分 A1 A2 の中点を M とする.

(ⅰ)  z1 =1 とする.点 A2 ( z2 ) C 上を動くとき, M がえがく曲線と実軸で囲まれた部分の面積は (ア) である.

(ⅱ)  2 A1 ( z1 ) A2 ( z2 ) z 2 z1 =1 2+ 3 2 i を満たしながら C 上を動くとき, M がえがく曲線の長さは, (イ) である.ただし, z1 z 1 と共役な複素数である.

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2月12日実施

易□ 並□ 難□

【1】(2) 次の 2 つの放物線

C1 y=x 2 C2 y=x 2-4

を考える. C2 上の点 P (t, t2- 4) から C 1 2 本の接線を引く.これら 2 本の接線と C 1 の接点を A B とする.ただし,点 A x 座標は点 B x 座標より小さいとする.このとき,点 A x 座標は, t を用いて表すと, (ウ) となる.

 次に,線分 PA 1 :2 に内分する点を Q 線分 QB 2 :3 に内分する点を R とする.このとき, PR = (エ) PA + (オ) PB である.点 P C 2 上を動くとき,点 R (x, y) の軌跡の方程式は y = (カ) である.

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2月12日実施

易□ 並□ 難□

【2】(1)  P( x) を整式とし, P ( x) P (x ) の導関数とする.このとき, x=α が方程式 P ( x)= 0 の解となることは, x=α が方程式 P (x )=0 2 重解となるための必要条件であることを証明しなさい.

(2)  k 0 でない実数を動くとき,放物線 C 1y= kx2 と円 C 2 (x-5 )2 +y2= 7 の共有点の個数は最大で (キ) 個である.

(3) (2)において,放物線 C 1 と円 C 2 の共有点の個数がちょうど 1 個となる k を考える.このとき,共有点の x 座標は k の値によらず (ク) である.また, k の取り得る値は, (ケ) である.

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2月12日実施

易□ 並□ 難□

【3】 赤い玉と白い玉が 3 個ずつ入った箱があり,次のような操作を繰り返す.表の出る確率が p 裏の出る確率が 1 -p のコインを投げ,

● 表が出た場合, 1 個の玉を箱から取り出す.

● 裏が出た場合, 2 個の玉を同時に箱から取り出す.

(1)  p= 12 とし,各操作で取り出した玉はもとの箱に戻すものとする. 2 回の操作で取り出した玉の色がすべて赤である確率は (コ) である.

 また, 3 回の操作で取り出した玉の総数が 5 個であるという条件の下で,取り出した玉の色がすべて赤である確率は (サ) である.

(2)  p= 12 とし,各操作で取り出した玉は箱に戻さないものとする. 2 回の操作で取り出した玉の色がすべて赤である確率は (シ) である.

(3)  0<p< 1 とし,各操作で取り出した玉は箱に戻さないものとする. 3 回の操作で赤い玉と白い玉をちょうど 2 個ずつ取り出す確率は (ス) である.

 また, 3 回の操作で取り出した赤い玉と白い玉の数が等しい確率が 1 -p となるのは p = (セ) のときである.

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2月12日実施

易□ 並□ 難□

【4】 実数全体で定義された連続な関数 f (x ) に対し,

g( x)= 0 2x e-f (t- x) dt

とおく.

(1)  f( x)=x のとき, g( x)= (ソ) である.

(2) 実数全体で定義された連続な関数 f (x ) に対し, g( x) は奇関数であることを示しなさい.

(3)  f( x)= sinx のとき, g( x) の導関数 g ( x) を求めると, g (x )= (タ) である.

(4)  f( x) が偶関数であり, g( x)= x3+ 3x となるとき, f( x)= (チ) である.このとき, 01 f( x) dx の値は (ツ) である.

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2月12日実施

易□ 並□ 難□

【5】 平行四辺形 ABCD において, AB=2 BC=3 とし,対角線 AC の長さを 4 とする.辺 AB BC CD DA 上にそれぞれ点 E F G H AE =BF=CG= DH=x を満たすようにとる.ただし, x 0 <x<2 の範囲を動くとする.さらに,対角線 AC 上に点 P AP =x2 を満たすようにとる.以下では,平行四辺形 ABCD の面積を S とする.

(1)  ▵AEP の面積を T 1 とする. T 1S は, x を用いて表すと (テ) となる.

(2)  ▵EFP の面積を T 2 とする. T 2S は, x= (ト) のとき最大値 (ナ) をとる.

(3)  ▵GHP の面積を T 3 とする. T 3S = 13 となるのは x = (ニ) のときである.

(4) 点 P が線分 EH 上にあるのは x = (ヌ) のときである.

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