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【1】(1) を虚数単位とする.複素数平面上では,かつを満たしながら動くとする.ただし,とは実数である.このとき,点のえがく図形をとする.また,上に点をとったとき,線分の中点をとする.
(ⅰ) とする.点が上を動くとき,がえがく曲線と実軸で囲まれた部分の面積はである.
(ⅱ) 点がを満たしながら上を動くとき,がえがく曲線の長さは,である.ただし,はと共役な複素数である.
【1】(2) 次のつの放物線
を考える.上の点からに本の接線を引く.これら本の接線との接点をとする.ただし,点の座標は点の座標より小さいとする.このとき,点の座標は,を用いて表すと,となる.
次に,線分をに内分する点を線分をに内分する点をとする.このとき,である.点が上を動くとき,点の軌跡の方程式はである.
【3】 赤い玉と白い玉が個ずつ入った箱があり,次のような操作を繰り返す.表の出る確率が裏の出る確率がのコインを投げ,
● 表が出た場合,個の玉を箱から取り出す.
● 裏が出た場合,個の玉を同時に箱から取り出す.
(1) とし,各操作で取り出した玉はもとの箱に戻すものとする.回の操作で取り出した玉の色がすべて赤である確率はである.
また,回の操作で取り出した玉の総数が個であるという条件の下で,取り出した玉の色がすべて赤である確率はである.
(2) とし,各操作で取り出した玉は箱に戻さないものとする.回の操作で取り出した玉の色がすべて赤である確率はである.
(3) とし,各操作で取り出した玉は箱に戻さないものとする.回の操作で赤い玉と白い玉をちょうど個ずつ取り出す確率はである.
また,回の操作で取り出した赤い玉と白い玉の数が等しい確率がとなるのはのときである.