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2022 北海道大学 後期

理学部,工学部

易□ 並□ 難□

【1】 整数 a b c に対し, S=a 3+b 3+c 3-3 ab c とおく.

(1)  a+b+ c=0 のとき, S=0 であることを示せ.

(2)  S=2022 をみたす整数 a b c は存在しないことを示せ.

(3)  S=63 かつ a bc をみたす整数の組 ( a,b,c ) をすべて求めよ.

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理学部,工学部

易□ 並□ 難□

【2】  a b c を正の実数とし,次の連立不等式 と連立不等式 を考える.

{ ay +bx <(6 c-3 )a b ay -bx <(6 c-3 )a b y>( 2-3 c) b { ay +bx >-a b ay -bx >-a b y<b

(1)  c=1 のとき, をみたすが をみたさない実数の組 ( x,y ) が定める領域を x y 平面上に図示せよ.

(2)  c> 59 のとき,命題「実数の組 ( x,y ) をみたすならば, もみたす」が真となるための, a b c に関する必要十分条件を求めよ.

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理学部,工学部

易□ 並□ 難□

【3】  a を実数とし, xy 平面上に点 A (a ,8 ) および点 B (2 ,4) をとる. xy 平面上に直線 l をとり, l に関して点 A B と対称な点をそれぞれ P Q とおく.

(1) 点 Q y 軸上の点 ( 0,2 b+4 ) であるとき,直線 l の方程式を, b を用いて表せ.

(2) 点 P x 軸上に,点 Q y 軸上にあるような直線 l がちょうど 3 本存在する a の範囲を求めよ.

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理学部,工学部

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【4】  a 0 でない複素数で, 0arg a< π 4 をみたすものとする.複素数平面上の点 A ( -a2 +2i a) B ( -1) と原点 O に対し,点 B を通り, ∠ABO 2 等分する直線を l とする.ただし, i は虚数単位とする.

(1)  t を正の実数, z を複素数とする.点 P ( z) は直線 l 上にあり, BP=t かつ z の虚部は 0 以上とする.このとき, z a t で表せ.

(2)  a | a-(2 +i 2) |= 12 をみたして動くとする.直線 l と原点 O との距離が最小となる a を求めよ.

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