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2022-10361-0201
2022 金沢大学 前期 理系
易□ 並□ 難□
【1】 方程式 x 4+4= 0 について,次の問いに答えよ.ただし, i は虚数単位とする.
(1) 複素数 - 4 を極形式で表し, z4+ 4=0 を満たす複素数をすべて求めよ.
(2) | w| 2=3 を満たす素数 w と, z4+ 4=0 を満たす素数 α について,
| α+i⁢ w| 2+ |α- i⁢w |2
を求めよ.
(3) t を実数とする.複素数平面における円 | z-t- 5⁢i| =5 の内部(ただし,境界線を含まない)に, z4+ 4=0 を満たす複素数がちょうど 1 つ含まれるように, t の範囲を定めよ.
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【2】 k を正の実数とし, x>0 で定義された関数 y =k⁢ (log⁡ x) 2 のグラフを C とする. y 軸上に点 A (0, 3 2⁢ e) をとる.ただし, e は自然対数の底である.次の問いに答えよ.
(1) C 上の点 ( p.k⁢ (log⁡ p)2 ) における接線の方程式を求めよ.
(2) 点 A を通って, C にちょうど 2 本の接線が引けることを示せ.
(3) 点 A を通る C の 2 本の接線が垂直に交わるような k の値を求めよ.さらに,それぞれの接点の x 座標 p , q を求めよ.ただし, p<q とする.
(4) (3)で求めた k , p , q に対し,定積分
∫ pq k⁢( log⁡x )2 ⁢dx
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【3】 実数 p , q を係数とする 2 次方程式 x 2+p ⁢x+q =0 が,実数解 α , β をもち, α2 +β2 -α⁢β =3 を満たすとする.ただし, α≦β とする.このとき,
M= α⁢β ( α2+ 1)⁢ (β 2+1 )
を q の式で表し, M のとりうる最大値および最小値と,そのときの α , β の値を求めよ.
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【4】 自然数 n の正の約数全体の集合を A n とし, An のすべての要素の逆数の 2 乗の和を s n とする.例えば,
A3= {1, 3} , s3= 1+ 132 , A4= {1, 2,4 }, s4= 1+ 122 +1 42
である. p と q は異なる素数とし, k と l は自然数とする.次の問いに答えよ.
(1) s8 , s12 の値を求めよ.
(2) n=p k について, An の要素の個数を求めよ.
(3) n=p k⁢q l について, sn< 32 を示せ.