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2022 福井大学 前期

工学部

易□ 並□ 難□

【1】 次の条件によって定められる 2 つの数列 { xn } {y n} がある.

{ x1= 1 y1 =0 { xn +1= axn -b yn yn +1= bxn +a yn n=1 2 3

ただし, a b は, a2 +b2 =1 を満たす実数とする.このとき,以下の問いに答えよ.

(1) すべての自然数 n について xn2 +yn 2=1 が成り立つことを証明せよ.

(2)  x4= x1 が成り立つ実数の組 ( a,b ) をすべて求めよ.

(3) (2)で求めた実数の組 ( a,b ) のうち b >0 を満たす ( a,b ) に対し, {y n} の第 1234 y 1234 を求めよ.

2022 福井大学 前期

工学部

教育学部【5】の類題

易□ 並□ 難□

【2】  2 つの関数 f (x )= ax g (x) =log (b x)x について,曲線 y =g( x) x 軸との交点の x 座標を p 2 曲線 y =f( x) y =g( x) の交点の x 座標を q とおく.ただし, a b は正の実数とする.このとき,以下の問いに答えよ.

(1)  p q を求めよ.

(2) 関数 g (x ) の極値を求めよ.また,曲線 y =g( x) の変曲点を求めよ.

(3) 曲線 y =f( x) x 軸および 2 直線 x =p x=q とで囲まれる部分の面積を S1 曲線 y =g( x) x 軸および直線 x =q とで囲まれる部分の面積を S 2 とする.このとき, S 1S2 を求めよ.

2022 福井大学 前期

工,医(医学科),国際地域,教育学部

医学科,国際地域,教育学部は【2】

易□ 並□ 難□

【3】  xy 平面上を移動する点 P を考える.最初, P は原点 ( 0,0 ) にあり,次の 2 つの規則に従って 6 回移動する.

規則1: P が直線 y =2 上にないときは,確率 p x 軸方向に + 1 だけ移動し,確率 1 -p y 軸方向に + 1 だけ移動する.ただし, 0<p< 1 とする.

規則2: P が直線 y =2 上にあるときは,確率 1 x 軸方向に +1 だけ移動する.

例えば, P が点 ( 3,1 ) にあるときは,確率 p で点 ( 4,1 ) に移動し,確率 1-p で点 ( 3,2 ) に移動する.また, P が点 ( 2,2 ) にあるときは,確率 1 で点 ( 3,2 ) に移動する.このとき,以下の問いに答えよ.

(1)  P が点 ( 5,1 ) に到達する確率を求めよ.

(2)  P が点 ( 4,2 ) に到達する確率を求めよ.

(3)  P が点 ( 4,2 ) に到達したとき,点 ( 3,1 ) を通過していた条件付き確率を求めよ.

2022 福井大学 前期

工,国際地域,教育学部

,国際地域,教育学部は【3】

易□ 並□ 難□

【4】 空間内に 1 辺の長さが 1 の正四面体 OABC がある. ▵OAC の重心を G とし,点 G と点 B の中点を D とおく. 2 A B を通る直線を m とし, 2 O C を通る直線を n とする.空間内で OP= OD +x OC 0x 1 で与えられる点を P とおく.点 P を通り,直線 m n の両方に交わる直線を l とし,直線 l m との交点を M 直線 l n との交点を N とする. OA =a OB =b OC =c と表すとき,以下の問いに答えよ.

(1)  OD a b c で表せ.

(2)  OM ON をそれぞれ a b c x で表せ.

(3)  x 0 x1 の範囲を動くとき,線分 MN が動いてできる図形の面積 S を求めよ.

2022 福井大学 前期

医(医学科)学部

易□ 並□ 難□

【1】 数列 { an } は, a1 =1 a2 =1 an+ 2=2 an +1+ an n=1 2 3 を満たす.複素数 z n

zn= cos 2π an 3+ isin 2 π an3 n=1 2 3

と定める.ただし, i は虚数単位である.このとき,以下の問いに答えよ.

(1)  |z 3-z 2| の値を求めよ.

(2)  zn 12 + 32 i n=1 2 3 であることを示せ.

(3)  z1 z2 z100 のうち,実数であるものの個数を求めよ.

2022 福井大学 前期

国医(医学科)学部

易□ 並□ 難□

【3】 曲線 x 3-2 xy+ y2=0 のうち, x0 を満たす部分を C とする.このとき,以下の問いに答えよ.

(1)  C 上の点の x 座標がとり得る値の範囲を求めよ.

(2)  C 上の点の y 座標がとり得る値の範囲を求めよ.

(3)  C で囲まれた図形の面積を求めよ.

2022 福井大学 前期

医(医学科)学部

易□ 並□ 難□

【4】  xy z 空間内に 3 A (2, 0,0 ) B (-1 ,3,0 ) C (-1 ,-3 ,0) がある. 0<θ < 23 π とし, xy 平面上で原点を中心として, 3 A B C θ だけ回転させた点をそれぞれ D E F とする.回転の向きは, θ= π2 のとき, D の座標が ( 0,2,0 ) となるように定める.さらに 3 D E F x 軸方向に 6 だけ平行移動した点をそれぞれ X Y Z とする.このとき,以下の問いに答えよ.

(1)  θ= 512 π のとき,点 Y の座標を求めよ.

(2) 三角形 ABX の面積の最大値とそのときの θ の値を求めよ.

(3) 三角形 XYZ の重心を G とする.四面体 GABC に内接する球の半径 r を求めよ.

2022 福井大学 前期

国際地域,教育学部

易□ 並□ 難□

【1】 次の条件によって定められる数列 { an } がある.

a1 =1 an+ 1= an an+3 n=1 2 3

以下の問いに答えよ.

(1)  bn= 1 an とおくとき, bn+ 1 b n の式で表せ.

(2) 数列 { an } の一般項を求めよ.

(3)  a11 を小数で表したとき,初めて 0 でない数字が現れるのは小数第何位か答えよ.もし必要なら, log10 2=0.3010 log10 3=0.4771 を使用してもよい.

2022 福井大学 前期

教育学部

【4】,【5】から選択

易□ 並□ 難□

【4】  t は実数で, 0t π とする. 2 P Q

P (4 cost +3,2 cost cos2 t-2 ) Q (-2 cost -1,- 2sin tsin 2t )

と定め,線分 PQ の中点を R とおく. t 0 tπ の範囲を動くときの点 R の軌跡を C とおく.このとき,以下の問いに答えよ.

(1) 線分 PQ の長さの最小値と,そのときの t の値を求めよ.

(2) 点 R の座標を ( X,Y ) とおくとき, Y X の式で表せ.また, X のとりうる値の範囲を求めよ.

(3)  C x 軸とで囲まれる部分の面積 S を求めよ.

2022 福井大学 前期

教育学部

【4】,【5】から選択

工学部【2】の類題

易□ 並□ 難□

【5】  2 つの関数 f (x )= 2x g (x) =log xx について,曲線 y =g( x) x 軸との交点の x 座標を a 2 曲線 y =f( x) y =g( x) の交点の x 座標を b とおく.このとき,以下の問いに答えよ.

(1)  a b の値を求めよ.

(2) 関数 g (x ) の極値を求めよ.また,曲線 y =g( x) の変曲点を求めよ.

(3)  2 曲線 y =f( x) y =g( x) と直線 x =a とで囲まれる部分の面積 S を求めよ.

2022 福井大学 前期

国際地域学部

易□ 並□ 難□

【4】 あるクラスの 10 A J に対して, 20 点満点のテストを 2 回行い,その結果を比較したい.以下の問いに答えよ.ただし, 1 回目のテストの得点を変量 x (単位:点), 2 回目のテストの得点を変量 y (単位:点)とし,それぞれのデータの平均値を x y とする.

(1) 次の表は, 1 回目のテストの結果 x とその偏差の 2 (x- x )2 を計算した結果である.

  A B C D E F G H I J
x 14 a 12 12 13 11 9 14 12 b
(x -x ) 2 1 16 1 1 0 4 16 1 1 c

(ⅰ)  x の値を求めよ.

(ⅱ)  a b c の値をそれぞれ求めよ.

(ⅲ)  x の分散を求めよ.

(2) 次の表は, 2 回目のテストの結果 y とその偏差の 2 (y y )2 を計算した結果である. y の平均値 y 分散,標準偏差をそれぞれ求めよ.

  A B C D E F G H I J
y 19 20 15 16 15 16 13 16 14 16
(y -y ) 2 9 16 1 0 1 0 9 0 4 0

(3)  x y の相関係数を求めよ.ただし,小数第 3 位を四捨五入して,小数第 2 位まで答えよ.

(4)  1 回目と 2 回目のテスト結果を比較してわかることを,平均値,分散・標準偏差,相関係数を用いて記述せよ.

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