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2022-10741-0201
2022 山口大学 後期理学部数理科学科
配点300点
易□ 並□ 難□
【1】 ∠BAC= π 2 である直角三角形 ABC の外側に,各辺を 1 辺とする正三角形 BCP , CAQ , ABR を作る. ∠ABC=θ とする. π 6≦ θ≦ π3 であるとき,次の問いに答えなさい.
(1) AB=a , AC=b とする. θ≠ π6 かつ θ ≠ π3 のとき,三角形 BPR の面積 S BPR と三角形 CQP の面積 S CQP を a , b を用いて表しなさい.
(2) 三角形 ABC の面積 S ABC と三角形 PQR の面積 S PQR の比 SPQR SABC を θ を用いて表しなさい.
(3) 比 SPQR SABC のとりうる値の範囲を求めなさい.
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配点350点
【2】 a を定数とする. 2 曲線 y =2⁢sin ⁡x と y =a-cos ⁡2⁢x が点 P で接している.ここで,点 P の x 座標は 0 <x< π 2 である.これら 2 つの曲線と y 軸とで囲まれた領域の面積を S とするとき,次の問いに答えなさい.
(1) a の値を求めなさい.
(2) r= 43 ⁢(S +2- π4 ) とおくとき, r の値を求めなさい.
(3) 無限級数 ∑n =1∞ n rn の和を求めなさい.ただし,必要ならば
limn →∞ n⁢s n=0 ( 0<s< 1)
を証明なしに用いてよい.
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【3】 次の問いに答えなさい.
(1) 2 つの正の整数 a と b について, a を b で割った余りを r とする.このとき, a2 を b で割った余りと r 2 を b で割った余りが等しいことを証明しなさい.
(2) m を 2 桁の正の整数とする. m の平方 m 2 の下 2 桁の数が 21 となるような m をすべて求めなさい.
(3) n は 3 桁以上の正の整数で,平方 n 2 の下 3 桁の数が 321 であるとする.このとき, n の下 3 桁のとりうる数をすべて求めなさい.