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2022-10921-0101
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2022 大分大学 前期
理工,経済,教育学部
易□ 並□ 難□
【1】 四面体 OABC は
| OA→ |= | OB→ |= 29 , | OC→ |= 11 , | AB→ |= 2⁢2 , | AC→ |= 26 , AB→ ⋅AC →= 8
を満たす. t を実数とし,
AP→ =t⁢AB →+ AC→
とする.
(1) 内積 OA →⋅ OB→ , OB→ ⋅OC→ , OC→ ⋅OA→ をそれぞれ求めなさい.
(2) | OP→ | の最小値とそのときの実数 t の値を求めなさい.
(3) (2)の点 P に対して, OP→ ⊥AB → , OP→ ⊥AC→ をそれぞれ示しなさい.
(4) 四面体 OABC の体積を求めなさい.
2022-10921-0102
【2】 1 と書かれたカード, 2 と書かれたカードが 1 枚ずつ 1 つの袋に入っている.この袋から 1 枚のカードを取り出し, 1 つのサイコロを 2 回投げる.取り出したカードに書かれた数を a , 1 回目のサイコロの出た目の数を b , 2 回目のサイコロの出た目の数を c とする.
(1) 2 次方程式 a ⁢x2 -b⁢x +c=0 が異なる 2 つの実数解をもつ確率を求めなさい.
(2) 2 次方程式 a⁢ x2- b⁢x+ c=0 が異なる 2 つの整数の解をもつ確率を求めなさい.
2022-10921-0103
【3】 a , b を 0 でない定数とし,
f⁡( x)= (x+ a)⁢ (x- 3⁢a ), g⁡( x)= b⁢( x-3⁢ a)
とする. 3 次関数 F ⁡(x ) は F⁡ (0) =0 と F ′⁡( x)= f⁡( x) を満たし, 2 次関数 G ⁡(x ) は G′ ⁡(x )=g ⁡(x ) を満たす.ただし,放物線 y =G⁡( x) の頂点 ( x0, y0 ) に対して,関数 F ⁡(x ) は x =x0 で極値 y 0 をとるものとする.
(1) 関数 F ⁡(x ) を求めなさい.
(2) 関数 G ⁡(x ) を求めなさい.
(3) 2 つの曲線 y =F⁡( x) と y= G⁡( x) の共有点が 1 個となるとき, b を a を用いて表しなさい.
2022-10921-0104
理工学部
【4】 自然数 k に対して
ak =limn →∞ |sin ⁡ (k 2+1 )⁢π 4 |n
とする.また自然数 m に対して
bm= ∑ k=1 ma k
(1) a1 , a2 を求めなさい.
(2) ak= 0 となる k と a k=1 となる k をそれぞれ求めなさい.
(3) limm →∞ b2⁢ m+1 m を求めなさい.
2022-10921-0105
医(医学科)学部
【1】 関数 f ⁡( x)= log⁡ exx を用いて, a1= 2, an+ 1=f ⁡( an ) によって数列 { an } が与えられている.ただし,対数は自然対数である.以下の問に答えなさい.
(1) 1≦x≦ 2 のとき, 0≦f ⁡(x )-1 ≦ 12 ⁢( x-1 ) が成立することを示しなさい.
(2) limn →∞ an を求めなさい.
(3) b1 =a1 , bn+ 1= an+1 ⁢b n によって与えられる数列 { bn } の極限を求めなさい.
2022-10921-0106
【2】 a>0 , b>0 , a≠b とする.また, 2 つの箱円 x2 a2 + y2 b2 =1 , x 2b2 + y 2a2 =1 の第 1 象限における交点を通り, y 軸に平行な直線の方程式を x =c とする.領域 D1: x 2a2 + y 2b2 ≦1 , 0≦x≦ c, 0≦y の面積を S 1 , 領域 D 2: x2b 2+ y 2a2 ≦1 , 0≦x≦ c , 0≦y の面積を S 2 とする.以下の問に答えなさい.
(1) c を a , b を用いて表しなさい.
(2) S1+ S2 を a , b を用いて表しなさい.
2022-10921-0107
【3】 正四面体 ABCD の頂点 A から出発して,辺を伝って歩き始める.最初の頂点 A では,その頂点につながる 3 本の辺のうち 1 本を確率 13 で選んで次の頂点に向かって歩く.また,どれかの頂点に達したときに,その頂点につながる 3 本の辺のうち 1 本を確率 13 で選んで次の頂点に向かって歩く. n を自然数, Q を頂点 A , B , C , D のどれかとするとき, Pn⁡ (Q ) で, n 本の辺を伝ったあと頂点 Q に達する確率を表す.以下の問に答えなさい.
(1) P1 ⁡( A ) , P1⁡ (B ), P1⁡ (C ), P1⁡ (D ) を求めなさい.
(2) P2⁡ (A ), P2⁡ (B ) を求めなさい.
(3) 数列 { Pm⁡ (A )} の一般項を求め,その極限を求めなさい.